強いは弱い、弱いは強い
2007/04/11 Wed
「うちには特別に強みがない」、「うちの商品は普通だ」という話をよく聞く、また勘違いされているなと思う。強みや特徴というのは、ある立場から見た「主観」にすぎないのである。
例えば最近主流になりつつあるIHクッキングヒーター。この商品の強みである(と宣伝されている)「省エネ」・「安全」・「清潔」は、電力会社が考えた宣伝文句でしかない。
もしガスを使ったキッチンを売りたいなら、徹底的にガスしか出来ないことを訴えればいい。当たり前だがガスしかできないことは「火」を使うことである。「火」は弱点でなくIHには出来ない強みなのである。「火を使うから美味しい料理が出来る」・「火を使うからこそ、火の熱さがわかりので子供に安全である」・「ガスは石を油燃やして発電する電気より環境によい」等。
私たちが信じている商品の特徴は、たいていの場合、広告によって植え込まれた情報にすぎない。何故なら、日本のような高度な消費社会においては商品自体の差はほとんどないからである。
だからこそ、広告というフィクションで差異を訴えていくしかないのである。
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