教えられたこと。感謝
2007/05/28 Mon
前回の続き。スタッフ全員で36時間ポスティングをしたとき2点だけお願いした。1、出来るだけ、集合ポストでなく玄関のポストに入れる。2、チラシをポストに入れるときは、「絶対来てください」と念じること。ポスティングはポスティングのプロがいるので、その人達に我々はかなわない。ただ、出来るだけ魂を込めて丁寧にすることは負けてはいけないと考えたからである。
今回のポスティングは会社としても、スタッフとして、学ぶところが多かった。まず、一番多かった意見が、どういう人が、チラシを見るのかが「皮膚感覚」で判ったというものである。ほとんど単身者しか住んでいないつぶれかけのアパート、外観は古いが小綺麗に清掃がなされている家族向けアパート、庭が荒れ果てている戸建て、高そうだが入口がゴミだらけの賃貸マンションなど、頭のなかでのターゲットと実際のターゲットとの生活感覚の違いが判ったのである。
こういうアパートに住む人に、見学会に来てもらうにはどんなデザインや文章がいいのか?、一般論では語れない経験値が獲得できたことが大きな収穫であった。
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安堵の一瞬
2007/05/23 Wed
先週の金曜日、弊社の取引先のお客様に対して、印刷ミスが判明。「原因の追求」、「責任の割合」「責任者の処罰」、「費用の負担」、「お客様へのお詫び」などいろいろと解決しなければ問題はあるが、今一番大切なことはどうしたらお客様の「損害」を無くすかである。時間がない、この時点で、修正・再印刷したとしても、明日の土曜日の折込にはどうしても間に合わない。社員全員で、どうすればよいかを意見を出し合う、そうしている間にも時間は過ぎていく・・・。「30分後、よし、これで行こうと決定」
1)再印刷したものを日曜日に折込むよう折込会社と交渉。ギリギリで了承してもらう。
2)社員全員で、修正した印刷が出来あがる金曜の深夜から土曜の夜にかけてチラシ3万枚を急遽ポスティング。
通常業務を終わらせた後、社員全員、会社から4時間の地にある現場へ車で到着。慣れないポスティングで2次トラブルを防ぐため、ポスティング開始を新聞配達と同じ午前3時からとする。小雨の降るなかポスティングを終えたのが翌日土曜日の午後7時。結果がどうなるかは別にして、とにかく出来ることは全てしたという満足感とお客様に申し訳ないという気持ちが交差した複雑な気持ちのまま解散。落ち着かない日曜日をすごし、月曜日の朝にお客様へ連絡。通常の3倍の集客があったとのことで、大変喜んで頂く(もちろんこれで、当社の責任がなくなるわけではないが)。社員一同おもわず、お互い顔を見合わせ、安堵の拍手がわく。
今回はたまたま上手くいったことを肝に銘じ、各自が責任を持って、真剣に広告と向き合うことを再確認。スタッフの皆さま雨の中ご苦労様でした。
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誘惑力
2007/05/16 Wed
いろいろな広告を研究していると、人間の心理をよく研究しているなと感心するのが「アダルト関係」の広告である。例えばアダルトサイトから来る「迷惑メール」。タイトルに「佐藤や鈴木」など知人に1人はいる名前を持ってくるものや、返信の「Re:」をつけたもの、「先日のお話ですが・・・」など仕事に関係すると思わすものなど思わずやられた−と思うものが多い。まるで感情広告の見本みたいである。(但しアダルトと広告をそのまま一般の広告に使えるかというと難しい。アダルト広告は人間の本能に根ざす商品であるだけに、とりあえず見てもらえば、その後は客は本能で行動してくれるからである)
不動産やリゾートなどの高額商品の場合は、見る人の感情を考えたキャッチコピーやデザインで興味をひくと同時に、その後の「商品購入」までの導線をきっちりと計算して、紙面をつくらなければならない(導入資金は? ターゲットの選定、ターゲットと商品の位置づけ、 競合に対するメリット・デメリットの説明、購入に関する不安要素の払拭など.etc
簡単なようで奥が深い広告の世界。その中でもやはり、結果が目の前で出るだけに「チラシ」が一番難しくおもしろい。毎回毎回が真剣勝負であるだけに常に進化しなければならず勉強がかかせない。
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チラシになりたい。折り込まれたい。
2007/05/11 Fri
チラシをつくるとき、本当にチラシになって折り込まれるところまで考える。そうして土曜日の朝チラシを手に取ってくれる人に聞きだす。「どうして私を選んでくれたのか?」「どうして見学会に来る気になったのか?」「私のどこがよかったのか?」と・・・。
バカみたいであるが最終的に「チラシ」という消費者にダイレクトに接触できる媒体の場合(消費者自らの希望によって家庭という聖域に入り込める。他にテレビもあるがこれはまた今度)「相手」のリアリティーにどれだけ近づけるかが大切である。
その相手とは、特別な誰かではなく、ストレスを抱え、小遣いをやりくりして、毎日を懸命に生きている「自分自身」と同じ誰かである。
その「誰か」に対して頭の中だけの有りもしない「家族」を想定して、おしゃれなチラシ、格好の良いチラシをつくっても、今日も朝から忙しいママか、寝ぼけたパパの手で捨てられるのが落ちだろう。
チラシの効果が落ちたという前に、一度チラシになって折り込まれてみるのも良いかも知れない。
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「脱」道路族
2007/05/ 7 Mon
チラシにしろ、ホームページにしろ、お客様からお話を頂いたときに考えるのは、お客様と商品との間にどのような経路をつくればよいかということである。もちろんチラシを見た瞬間に買ってもらえる「高速道路」のようなチラシが理想だが、住宅の場合1g100円の豚肉とは違うので、チラシを見て即購買とはいかない。
まずは見学会やモデルハウスなどに来てもらい、そこから商品の魅力を知ってもらいクロージングに持っていくことが必要である。
そのためにチラシで何を言うべきなのか、又は何を言うべきでないのかをお客様の心理をシュミレートしながら徹底的に考える。
例えて言うと、世の道路族と同じように広告でも簡単に(印刷会社や広告代理店が)儲かる「高速道路」型のチラシをつくりがちだが、本当に必要なものは「高速道路」ではなく、ゆっくりだが確実に消費者の心に近づき、消費マインドを積み上げ購買に持っていく一般生活道路であったりする。
大切なことは、チラシを見る人が、その商品を買うにあたりどのような行動をとるのかを見極めて広告を作ることである。
※最近はセカンドライフという仮想世界がかなり注目を集めているらしい。そこでは、現実とは別の恋人や夫婦を持ち、一緒に行動するという。現実の世界だけでも大変なのに、さらに仮想世界でも別のパートナーと付き合う・・・この先世界はどうなるんだろうか? ついていけるのだろうかと真剣に思う。
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