デザイナー(だが、コピーライター養成講座に通う)小島です。

「Titun」
会期ギリギリで紹介するのもどうかと思いましたが
渋谷パルコで開催中の「印刷解体 vol.3」に行ってきました。
上の写真は会場で販売している活字。
消えゆく印刷技術のひとつ「活版印刷」でつかわれる文字です。
簡単に説明するとこの活字は「ハンコ」で、この文字を職人さんが
文章に合わせひとつひとつ手作業で拾って。。。
文字の他にもケイ線、スペースや飾りまですべて鋳造されたもので
紙面を作って作っていく作業は、パソコンで作りなれた僕らには
想像のつかない世界です。
アルファベットだけならまだしも
日本語は「漢字」「ひらがな」「カタカナ」「英字」という
少なくとも4種類の文字があり、漢字だけでも最低1万文字。
やっぱり想像できな。。したくありません。
この展覧会は広いとは決していえないスペースに
その悪夢ともいえる
活字棚(活字がビッシーっと入っている作業棚)が並んでおり
職人さながらに欲しい文字を購入するために
来場者が右往左往しています。
僕も自分の名前くらいは探したかったのですが
漢字の量に圧倒されてしまい、5分でK.O.
アルファベットに逃げました。
(その成果が上の「Titun」でして)
消えゆく印刷技術のひとつといいましたが
もう風前の灯火です。
まず職人さんが育たない。後継者がいない。
非効率で時間がかかる、どうしても精度が落ちる。
というビジネス面でのマイナスも大きな要因のようです。
ただ、活版印刷しか出ない味というものもあり
それを求める人々は増える一方。
実際、活版印刷での名刺制作受注会が会場で開かれ「満員御礼」
技術や人は無くなってから美しさや素晴らしさが身にしみますね。。。
この展覧会は10月16日(月)まで。詳しくは下記。
「秋にピッタリ!せつない話題は成功したのか」小島でした。
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