世にも奇妙な家づくり

by 横島 稔

2008/11/23 Sun

みなさんご無沙汰でした。ストーリーテラーの横島です。
 
今回は、仲の良かった姉妹が家を建てたのですが、その後、妹を襲った悲劇をお伝えします。
(実話です)
 
その姉妹は、同じ時期に家を建てたのですが、姉は私どものクライアントであるC社で家を建て、妹は大手のA社で家を建てたのだそうです。姉妹とも注文住宅で家を建てました。
 
 
家を建ててから、1年ほど経ち、妹が姉の家に遊びに行くと、自分の家との違いに気付きました。
 
「ねえ、何で姉さんの家は、夏は涼しくて冬は暖かいの?大分、光熱費が高いんじゃない」
 
「そうねぇ、光熱費は毎月○○円くらいかしら」
 
「えー、私の家の1/3よ」
 
「へー、そうなんだ。夏涼しくて、冬暖かいのは外断熱をしているからじゃないかしら」
 
「……」
 
 
ショックを受けた妹さんは、家に帰りご主人に話したそうです。
 
「外断熱の家というのはそんなにいいものならば、何で家を外断熱にしなかったんだ」
 
「だってあなた、家を建てる時に外断熱の話をしたけど、営業の人からプラス200万円かかるって聞いて、『安いほうが良い』って断ったじゃない」
 
「そうか、それなら今から外断熱にできないのか」
 
「今からだと500万円かかるそうよ」
 
 
それを聞いたご主人は、自分の家づくりを死ぬほど後悔し、妹夫婦は2週間ほど落ち込んだそうです。
 
 
みなさん、いかがだったでしょうか?
 
 
その話をC社の営業マンがお姉さんから聞いたときに、もっと自分たちが外断熱の良さをお知らせしていれば、妹夫婦を後悔させずに済んだのだと思ったそうです。
 
「良いものを売ることは善であり、良いものを宣伝しより売ることはさらに善である」と、松下幸之助先生もおっしゃっています。

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