プレスリリース作成の基本

PR集客をする場合、プレスリリースの作成は絶対にしなければならないことです。

プレスリリースを作成する場合、守らなければならない基本は、以下のとおりとなります。

│｜プレスリリース作成の３大原則

プレスリリースとは、メディア用のビジネスレターです。
一つのプレスリリースに書くのは１テーマとなります。
プレスリリースの書式は、横書き、A-4（縦）、１枚、添付資料として２～３枚　が、基本となります。
ベストは、１枚にまとめることですが、内容が多くなった場合は、複数枚になっても大丈夫です。ただし、４枚以上の枚数はNGとなります。
また、ビジネスレターですから、文体は「です・ます調」が基本となります。

│｜プレスリリースの基本書式

プレスリリースの基本書式は、
① レターヘッド
受け手側のメディアに、どこから送られてきたのかを伝えるための重要なパートとなります。
メディアに自社を印象付けるためにも、一度決めたレターヘッドを変えてはいけません。
② タイトル
『プレスリリースはタイトルが命』ともいわれるくらい、重要な役割を持つパートです。
メディアに送ったプレスリリースを読んでもらえるか、否かは、タイトルにかかっているといっても過言ではありません。
③ リード
プレスリリースの内容を要約した文章を掲載するパートです。
５W１Hを含めることで読み手がイメージしやすい文章を作成するとともに、なぜプレスリリースをしたか（Why）という大義名分も記入します。
④ 本文
基本的にはリードと同様の書式となります。リードよりも文字数は多くなりますが、文字数は限られているので、５W１Hを含んだ無駄のない文章作成が必要となります。
⑤ 連絡先
プレスリリースを受け取ったメディア担当者からの問合せ先です。

│｜プレスリリース作成のポイント

プレスリリース成功（メディアに取り上げられる）のカギは、プレスリリースを制作する際に戦略を練ることです。
① ５W１Hを入れる
PRしたいテーマの情報を限られた文字数で上手に整理した文章とするために、５W１Hを使い、内容をまとめます。
② ターゲットメディアを意識する
自社の情報を取り上げて欲しいメディア（ターゲット）をあらかじめ決めてプレスリリースを作成します。
たとえば、〇〇TVの△△という番組の中の××というコーナーで放映して欲しいと決めて、プレスリリースを作成してゆきます。
③ ニュース価値の検証と目的目線の立案
ターゲットとコンテンツをもとに、メディアにどのくらい取り上げてもらえるかを予測し検証します。
それにしたがって、目標と目的を決めていきます。

│｜プレスリリース作成の注意事項

上記の書式の中で大切な要素は、「タイトル」と「リード」「本文」に５W１Hを必ず記載するということです。
また、１枚目には最低１個のビジュアル（画像、グラフ、パーツ、調査データなど）を入れます。
プレスリリースの上部（一般的に右上）には、「PRESS Release」「プレスリリース」「報道関係者 各位」＋日付　を記載し、送った文章がプレスリリースだということを一目でわかるような情報を加えます。
＜その他の注意点＞
1．プレスリリースは、メディア向けビジネス文章ですから、時候のあいさつなどは割愛します。
2．メディア担当者の注意を引くために「最大」「○〇初」などの表現をしがちではありますが、表記するときは根拠が必要となります。
3．専門用語や一般的ではない言葉はNGです。一般ユーザーが理解し、イメージしやすい言葉を選んで使います。
4．「リード」「本文」で使用する文字の大きさは、１１pointが基本です。（小さくても10.5point）ただし、タイトルは１１pointよりも大きくても問題はありません。