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PR・広報の本質と4つの効果
「犬が人に噛みついてもニュースにならないが、人が犬に噛みついたらニュースになる」
という名言が、PR業内にあります。
これは、PR・広報に必要とされるのは『驚き』であるということにつながる言葉です。
│|PR・広報の本質は「驚き」にある

あるブロードウェイのプロデューサーは、自分の舞台を宣伝するために奇策を練りました。
間もなく、著名な劇評家たちがその舞台を絶賛するコメントが多数載ったのですが、後でそれは、劇評家たちと同姓同名の別人たちの発言であることをバラし、そのユニークさとともに大きな話題を呼びました。
彼はそのためにわざわざ同姓同名の人たちを電話帳で探して招待したのです。
日本でいえば二宮和也や本田圭佑という名前の人たちを招待して、絶賛のコメントを言ってもらうようなことになると思います。
しかしこれも一度目だから話題になったことで、同じことをやっても二度目はシラケるだけと思います。
日本では、ロッテ『コアラのマーチ』というお菓子が、「眉毛のついたコアラが入っていた人はラッキーだ」という噂が流れたことで、女子高生を中心に爆発的に売れたことがありました。
以来、それを真似した商品が40種類は出たといわれていますが、どれもヒットには結び付きませんでした。
何事も最初は話題になる。
けれど、二番煎じは話題にならない。
これが、PR・広報の鉄則です。
│|広報の4つのおいしい効果

PR・広報の最大の目標はもちろん、商品の販売を促進するマーケティング効果にありますが、実はその他にもさまざまな波及効果があります。
その一つは、
メディアに取り上げられることで、社内の組織が活性化することです。
同じ社長の発言でも、社内のフォーマルな場で発言するよりも、メディアを通して伝わる発言の方が社員には響くものです。
社長のメッセージが報道を通じて社内にフィードバックされ、そこに付加価値をともなって再び外部へと発信されていく。
こうした反復効果で社内の士気が高まっていく効果があるのです。
メディアに出演した社長が「日本一の給料を払う会社にしたい」とよく話しますが、これも社員が「そうか、頑張って売り上げを伸ばすぞ!(売上UP→利益増→給料増)」と発奮する、心理的な作用を狙っている場合もあります。
2目は、
メディアに取り上げられることによって、金融機関の信頼度がアップするという財務効果です。
上場企業なら株価にも反映しますし、資金を調達しやすくなります。
3つ目に、
メディアに取り上げられることで新規入社の希望者が増えるというリクルーティング効果もあります。
毎年、新聞などで「学生の就職したい企業ランキング」が発表されますが、上位の企業はメディアに頻出していることに気づきます。
メディアによく取り上げられている企業は、学生にとっても安心感があり、就職したいと思う大きな動機の一つになっているのです。
まとめると、
①マーケティング効果
商品・サービスを広く知らしめることによって、販売数の増加につなげ、売上及び利益の向上をはかる効果。
商品、サービスは多くの人に知られなければ当然ながら売れない。
メディアを通じて商品・サービスの知名度が高まることにより販売に結び付く。
また商取引において、「メディアに紹介されている企業」ということでスムーズに取引がスタートできる可能性が高い。
②組織の活性化効果
PR・広報を活発に実践することにより、メディア露出が増える。
それを見た従業員が自社への誇りを持ち、そこから仕事にやりがいを持ち、企業が活性化する効果。
テレビや新聞などに出れば、企業のブランドイメージが高まり、従業員の自社へのロイヤリティが高まる。
また社内で直接トップや経営者から経営方針を聞くのとは異なり、社外からメディアを通じて間接的に接することにより理解がさらに促進され、やる気につながる。
③税務効果
メディアに露出することにより、金融機関や投資家への信頼度がアップし、資金調達安ど財務面でプラスとなる効果。
上場企業であれば、株価への反映及び起債の資金調達などの好影響へとつながる。
メディアによく登場する会社であれば“将来性のある会社”と金融機関や投資家などに信頼性が高まり評価される。
④リクルーティング効果
メディアを通して企業が有名になることにより、入社希望が多くなり、良い人材が集まる効果。
社員やアルバイトを募集する際に企業の知名度が高い方が有利となる。
企業名が知られていることと、社会的に認知されている企業という安心感から入社希望者が集まる。
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