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プレスリリースのタブー
プレスリリースの文章を作るときに、やってはいけないことがあります。
どんなに画期的な商品やサービスであったとしても、ちょっとしたことでメディアの担当者に無視されてしまうこともあります。
プレスリリースを作るときのタブーについてご紹介します。
┃┃専門用語や業界用語を使わない

プレスリリースを作るときに、まず大切なことは、専門用語や業界用語を使わないということです。
得意先に配る営業資料とは違うということを頭に入れておいてください。
メディアの記者たちは、幅広い知識を持っていても、個別の業界の専門家ではありません。
専門用語で書いても読み飛ばされてしまうだけです。
不必要なカタカナ語も避けたほうが無難です。
基準は、高校生でも理解できる平易な文章です。
ただし、どうしても専門用語を使わなければならない場合は、必ず最後に解説をつけるようにしましょう。
┃┃自画自賛しない
自画自賛すぎるプレスリリース文章は、読んでいて辛くなります。
ある施設のプレスリリースでは、あれもこれも詰め込もうとして字が小さ過ぎる上、自分のところの商品に自信満々な感じが伝わって、プレスリリース自体が自分に酔っているように感じられました。
読んでいて「ひとりよがりで嫌な感じ」と思われてしまったら、元も子もありません。
┃┃「起承転結」はいらない
よく、いい文章は「起承転結」があると言われますが、これはプレスリリースには当てはまりません。
プレスリリースでは重要度の高い事柄から前に書き、必要に応じて捕捉説明を加えるようにします。
二重否定などの凝った言い回しや、ダジャレなども場違いです。
記者が記事を書くための材料を作ることに徹してください。
┃┃校正はしっかり

誤字や脱字はもちろんいけません。
特に数字と固有名詞の間違いには最大の注意が必要です。
間違った数字や名前が記事になったら、プレスリリースを出した会社が損をするだけではなく、間違った情報を載せたメディアにも大きな迷惑をかけ、信頼を失います。
文法については、新聞記事は簡潔に書かれているので、日ごろから読んでいると自然と身につけることができます。
たとえば、「黒い自転車に乗った猫」と書いた場合、黒いのは自転車なのでしょうか、猫なのでしょうか?
もし黒いのが猫であるなら「自転車に乗った黒い猫」と書くべきでしょう。
そして、プレスリリースを書いたら見直しましょう。
意外に間違いが多くあるものです。
自身で推敲(=文章を見直す)することはもちろん、必ず社内のスタッフ1人以上には読んでチェックしてもらいましょう。
また、声に出してみると多くのも違いに気づくことができます。
┃┃あいまいな表現はしない
次に注意して欲しい点は、あいまいな表現をしないということです。
最近の日本語には“あいまい表現”がはびこっていますが、プレスリリースでは厳禁です。
「~とか」「~みたいな」などの言葉はNGです。
会話ではノリで成立することも、文章にすると幼稚さが際立ってしまいます。
「~らしい」「~はず」のような伝聞表現や、「~と見られる」「~と思われる」などの主観表現も客観的な事実が必要なリリースには不適切です。
「素晴らしい」「素敵な」などの形容表現も、発信する側の主観でしかないので控えましょう。
「~的」「~性」「~化」も表現をあいまいにするので止めましょう。
たとえば、「将来的には」は、「将来は」という表現でよいのです。
┃┃他社のプレスリリースは参考になる

オリジナリティは大切ですが、周囲を見渡して参考にすることも必要です。
プレスリリースについても、他社のプレスリリースを眺めることが勉強になります。
インターネットの「日経プレスリリース」や「共同通信PRワイヤー」などには、最近配信された様々な企業のプレスリリースが掲載されているので、目を通して研究してみましょう。
また、多くの企業サイトに「報道関係者資料」「プレスリリース」という欄があり、ここにもプレスリリースが貼り付けてあります。
見ていくと、どういったプレスリリースなら自分には気になるのか、どういうレイアウトなら読みやすいのかなどが、自然とわかってくるでしょうし、良くないと感じるプレスリリースは真似しないようにすればいいのです。
そして、それらのプレスリリースの中に混じって配られたときに、自社のものが目立つようなを作るにはどうしたらいいかを工夫します。
特に同じ業界のプレスリリースは参考になります。
相手はどういうところを「ウリ」にしているのか、その点について自社の製品はどうなのか。
そして、その「ウリ」はメディアに響いているのか。
対して自社はどこをアピールしていくのか。
ここから学ぶことはたくさんあります。
メディアに取り上げられやすいプレスリリースの書き方を学べる講座があります。
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