PR無料集客ブログ
PRの起源は19世紀アメリカ
PRは、Public Relationsの略語です。
直訳すると、Public = 公、社会。Relations = 関係 となり、社会との関係 ということになります。
現在では、Public Relations = 広報 と訳されています。
│|PRの起源

PRが行われたもともとの理由は、ときの権力者が人心掌握のために行ったさまざまな施策にあるといわれています。
わかりやすいスローガンやシンボルを使って、コミュニケーションを活性化し、一体化を図りながら戦争などの国家の大事に民衆を参加させるように仕向けるために使われました。
最初に「Public Relations」という言葉を使ったのは、アメリカ第3代大統領のトーマス・ジェファーソンだといわれています。
1809年の自身の選挙キャンペーンの時に、「Public」と「 Relations」を組み合わせて初めて使ったといわれています。
しかし当時のPRは、権力者から民衆に向けての一方的な情報発信であり、プロパガンダ的な要素が強かったようです。
そしてそれは、19世紀にマスメディアが誕生し、ますます加速していくことになります。
│|マスメディアの誕生

1851年、アメリカを代表する新聞のひとつ、「NYタイムズ」が創刊しました。
19世紀半ばになると、それまでは娯楽が中心だった新聞が、政治に対する論説などを報じるようになります。
そして一般紙の発行部数は、またたくまに増加していったのです。
このあたりから、情報を大勢の人々に届けられる手段として「マスメディア」が誕生したのです。
いままでになかった、民衆向けの情報伝達の手段ができると、権力を持ちたい人たちは自分のためにその手段を使いたいと思うようになりました。
そして新聞の記事になりそうなネタを、売り込むビジネスをする人が出てきたのです。
当時、新聞に情報を売り込んでいたパブリシティ専門のプロが生まれ、プレスリリースや記者会見が行われるようになりました。
しかしPRはいまだ大衆のものではなく、このころ、パブリシティを利用していたのは、大統領をはじめとした政治家たちだったようです。
ちなみに、19世紀のパブリック・リレーションズは「プレス・エージェントリー・パブリシティ」というモデルと分類されています。
│|PRが大衆のものに

19世紀アメリカのPRは、「プロパガンダ型」という表現されています。
つまり、権力者からの一方的な情報伝達であり、当時のPRは決してフェアなものではなかったということです。
内容的にも、権力者たちに都合のいい情報、センセーショナルな話題などが中心となっていたようです。
PRを民衆が活用し始めるのは、20世紀に入ってからです。
会社組織がかたちづくられ、顧客や社会に対して説明責任を果たしていくという時代になってからです。
そこから、次のモデルのパブリック・リレーションズへと移行していくことになったのです。
PR集客部門を社内に設立する講座があります。
サービス紹介
工務店のWEB集客なら、制作から運用まで一括で承ります。




























