中国のGDP、マヤの予言、女の涙。

この世の中で信じてはいけないモノが3つあります。それは「中国のGDP」と「マヤの予言」、「女の涙」です。特に「女の涙」は信じるとひどい目に遭います。ただ私から言わせてもらうと「女の涙」より信じてはいけないものがあります。それは「チラシでの集客」です。皆様チラシのデザインを変えたり、他社のマネをしたり、コンサルタントに頼まれたりして努力をされているようですが、努力に比例した結果は正直得られていないようです。
誰も言わないので、業界関係者に嫌われる覚悟で私がはっきりと言いますが、そのような努力は、かけた労力に対して無駄ですので、早くやめた方がよいです。その労力を他に使った方がよいです。何故ならチラシだけを変えてどうにかなる時代ではないからです。誤解しないでもらいたいのは私はチラシが全く必要ないと言っているのではありません（チラシは必要です）。チラシ以外の集客を本気で取り入れる努力をしないとヤバイですよと言いたいのです。。
私も多くの会社に依頼されてチラシを作ってますが基本的にチラシだけの場合はお断りします。なぜなら無駄だからです。もちろん他の会社より何倍も集客できる自信はありますが、依頼主のことを考えた場合、一回や二回集客に成功しても仕方ありません。大切なことは低費用でコンスタントに集客できることです。
何故、「チラシ集客」に頼るとダメなのかというと、単純に「チラシを見ていない」お客様と「チラシでは反応しない」お客様が今後益々増えていくからです。皆さんが否定しようがしまいが、「チラシ」がこれから益々ダメになっていくことは、日本の人口がこれからどんどん減っていくのと同じぐらい確実なのです。
私は3年後、5年後の「中国のGDP」や「人類の滅亡」「女の涙」に関しては何も言えませんし、残念なことに言う資格もないですが、家を買う消費者についてはハッキリと断言できます。それは他の業種と同じように家もインターネットで買う時代（その前に、もちろんインターネットで「住宅会社」を選ぶ時代があります）が必ずやってきます。あなたはぬるま湯から今すぐに出る必要があります。でないと早晩、凍死するでしょう。
同じようにぬるま湯から出なかった業界で「洋服業界」があります。かって洋服業界が「服がネットで売れるわけがない。どうやって試着するんだ。」といっていましたが、今現在地方の服屋さんはどんどんつぶれています。若い人たちが、皆ネットで服を買うようになったからです。「返品自由、送料無料」という仕組みが「試着」という障害を乗り越えたのです。「住宅会社」が「地方の洋服屋さん」と同じにならないと断言できるでしょうか？
ぜひ来年度は、チラシ集客だけに頼るという「ぬるま湯」から出て、3年後、5年後のために強い集客の基礎を築く勇気をお持ちいただければと思います。
本年度も最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様の商売のご繁盛を心より祈っております。

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