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社長ブログ

トヨタ自動車と工務店 変化は一瞬で

2019.05.01

工務店のブランディング

「令和」おめでとうございます。何かこう日本中が晴れ晴れしい気分となったような感じがします。個人でなく、日本全体をこのような幸せな気分に一瞬にして変えてしまう皇室のパワーは凄いですね。

 最近、よくニュースを見ていて感じるのは、トヨタ自動車の社長っって、豊田章男さんに変わってから、すごく、変化しているなということを感じます。とくにここ最近は、その動きが加速しているようです。
 私見ですが、これは多分、社長にしか感じることが出来ない「予感」があるのではと思います。
それは、今の自動車産業が、あと何年か、何十年後かはわかりませんが、ある時期に、あっという間の一瞬でガラリと状況が変わるだろうということです。
 自動車というのは、いろいろと便利で安全で高性能になってきたのですが、基本的な構造は100年前にダイムラーベンツが発明したものと変わっていません。内燃機関で炭素燃料を燃やし、4本のタイヤで走り、ハンドルで操作する。トヨタ自動車(及び他の自動車会社も)は、この100年前の技術の延長線上で年間30兆円を稼ぎ出しているわけです。が、そう遠くない将来、この状況がかなりの高い確度でガラリと変わる可能性が見えているわけですね、豊田社長には。

 それは、電気自動車なのか、自動運転なのか、シェアリングエコノミーの浸透なのかはわかりません。ただ、今と状況が変わることは確実です。過去日本の経済の一角を支えていた「サンヨー」「シャープ」「東芝」の凋落を振り返ると、豊田社長の焦りが分かります。今まで築きあげてきた業界での優位性が、一瞬で全く意味をなさなくなるのですから。経営者としてこんなに恐ろしいことはありません。
 身近な例をみると「iTuen」の出現による「CD業界」の崩壊、アマゾンプライム、ネットフリックスの出現による「レンタルビデオ」ビジネスの終焉、ネットショッピングの普及により「百貨店、商店街」の衰退など、枚挙にいとまがありません。
 IT産業は、売り上げが大きく、旧態依然としたビジネスに狙いを定めて進出してきています。(今のところ規制に守られて、日本ではほぼ死に体の「ウーバー」や「Air B&B」という事例もありますが、、、」。

 過去、ダメになった業界を見てみると「うちの業界は大丈夫だよ、特殊だから」と言っていた業界が危ないようです。私が関係する業界でいうと「住宅業界」ですが、トヨタ自動車の社長のように、このままではダメだと、答えを探し、アンテナを張っている住宅会社の「社長」の一助になればと思い、日々情報を集め、次に来る変化への対策を考える10連休となっています。

20年前に結婚した時は、ラインも、FBも、インスタもないなんて、とても信じられません。(笑)令和の時代、これから3年後、5年後がどう変わっているのか、まったく想像がつきませんね。

それでは、皆様、10連休をお楽しみください。

最後までお付きあい頂きありがとうございます。

 

中野泰植


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