被災地。

「被災地」・・・もう、この言葉もあまり聞かなくなってしまいましたね。
いつまでも「被災地」のままであってはならないけど、
言葉を聞かなくなったからといって復興が進んでるわけではないんですよね。

先日、仙台方面に行ってきました。 松島の先に野蒜地区という所があり、
そこの旅館のおじさんから色々と話を聞いてきました。
まだ鉄道が開通していないこと、
隣同士の地区でも内海か外海かで大きく被害に差があったこと、 大きな堤防を作ること、
土台を数メートル高くしなきゃいけないこと、
全ての工事を一度に進めているからなかなか復興が進まないこと・・・

頭の中ではわかっていたけど、実際に降り立って感じるものはまた違ってました。
さらに女川の方に足を運ぶと、最近できたばかりの駅から遠くに海が見えます。
でも、これだけ見晴らしがいいのは全て流されたからだと写真を見て理解しました。

都市部は元に戻りつつあるけど、まだまだ復興したとは言えない地域も多いです。
それでも、地域を訪れる人が増え、
またそこにエネルギーが生まれれば 街は再生するでしょう。
そんな日が来るまで、何度も訪れてみようかと思います。

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