攻殻機動隊やヒカルの碁が一般的な現実となる２０１７年

明けましておめでとうございます。チタンスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。

今年も、お付き合いいただければ幸いです。

さて皆様、掲題の通り「ヒカルの碁」や攻殻機動隊という漫画をご存知でしょうか。

どちらも１５年以上前に大ヒットし、今でも根強いファンがいる作品です。

１月５日の朝日新聞デジタルで「Master」というハンドルネームの囲碁棋士が、世界

トップクラスの棋士と思われるハンドルネームの対戦相手を、ハンディ無しの「互先」で

次々と破り、その正体が囲碁対戦用AIであるアルファ碁という事が明らかにされました。

これ、「ヒカルの碁」で古い時代の伝説の名人（ＳＡＩ）が「思念体？幽霊？」として主人公とだけ

会話ができるようになり、主人公がＳＡＩの代わりにネット対戦で実力者を次々と打ち破り

話題騒然となった…という話とそっくりです。

また、ネット上で広がった情報は真実であるか虚偽であるかを問わず拡散し、しまいには

一人歩きを初めて現実に影響を及ぼしてしまうという、アメリカ大統領選でも発生した

出来事と、攻殻機動隊の草薙少佐が自らの思念をインターネットの世界に融合させて

その一部となってしまうというシーンと似ていないでしょうか？

AIというと、ターミネーターのような人型ロボットがＡＩを搭載されて動き回るというのもありますが

現実には、「思考」がネットという海に広がって拡散していくという事の方が早そうです。

インターネットの凄くて恐ろしいところは、一度放たれた情報は情報の海の中で大きく育ち、

もはや元の主を凌駕して主体となってしまうところです。

インターネットの悪評に頭を悩ませているの事業主・経営者の方も、このブログをお読みいただいて

いる中にいらっしゃるでしょう。

最初の書込みは一人の人間によるものでも、尾ひれがついて収集がつかなくなる…まさに

ネットの広大な海で思念がひろがっていく様そのものです。

夢のような話は、もはや誰もが向き合わなければならない、「思念体」との付き合い方となりました。

２０１７年はどのような「思念体」が現れるのでしょうか。

より、正直でより正しいものだけが残る…という方向にこの流れが向く事を祈るばかりです。

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