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チタンSTAFFブログ

縮小するマーケットで生き残る為に必要な事

2017.10.30 by 高室

(図は日経BPブックナビより)

 

いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。高室です。

 

今、この本を読んでいます。日経BP社から出版された「誰がアパレルを殺すのか」。読むきっかけは日経BPブックナビのイメージ画像にもあるように、あのカリスマブロガーちきりん氏のブログ「Chikirinの日記」で取り上げられていた事です。

 

この本が伝えたい事は何であるのか。まだ全て読み終えていませんが、冒頭の業界における「大物」へのインタビューからも、サービスの変化・これまでの大きな問題点が語られている事から、変化しない事・できない事に対する警鐘を鳴らす事では無いかと感じています。

 

ところで、世の中の一般的?な価値観としては「安定」している「大企業」で「一生」勤め上げる事が良い事であり、幸せな人生を送るための王道として捉えられています。

 

しかしながら、「大企業」が「安定」していて「一生」同じ会社にいられるというのは本当でしょうか。

 

「価格破壊」「消費者レベルの急激な上昇」「テクノロジーとネットによる変化スピードの急速化」とちきりん氏の記事にあるように、アパレルに限らずどの業界もこの10~20年で劇的な変化が起こっています。

 

一方、日本人の寿命は女性87歳・男性80歳と延びたこともあり、年金財源の逼迫を理由とした年金支給開始年齢の高年齢化とそれに伴う定年延長が確実となっています。年金の支給開始年齢が65歳どころか70歳を超えるかもしれない事を考えると、働く期間も40年どころか50年になりそうです。

 

50年(もはや半世紀!)という間、同じ企業で働き続ける事ができるでしょうか?

 

生き残る企業は、社名は同じであったとしてもサービスは激変し仕事の内容も、共に働くメンバーも大きく変化しているでしょう。一方で変わらない≒業務内容が「安定」している企業は、時代に取り残されその役割を終えてしまうかも知れません。

 

経営状況が「安定」している事は好ましいことですが、会社の業務内容は常に変化しつづけなければ生き残る事はできません。変わらない会社で自分だけが変化を続ける事ができるのか?仮にできたとしても大きな違和感を抱え続ける事になるのではないかと私は思います。

 

弊社のお客様は住宅建築・不動産関連の会社が9割以上を占めています。住宅そのものは技術や性能面で大きく進化していますが、マーケティングや営業手法はこれまでは比較的変化の無い業界でした。

 

しかしながら、世帯数の減少・1次取得者層の年収減・消費者行動の変化といった理由から、変われない会社は苦戦を強いられています。一方で、WEB集客に早くから取組み、SNSや顧客を巻き込んだ営業活動を積極的に進めている会社は急速に業績を上げています。

 

WEBの役割も大きく変わってきており、ある企画住宅を扱う住宅会社では、インターネットから希望の間取りでおおよその建築費が見積できるといったサービスを既に行っています。

 

どのような業界・会社・職種であったとしても、変化し続ける事が重要です。変わる事を恐れずに生きていきたいですね(自戒を込めて)。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

株式会社チタン

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