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チタンSTAFFブログ

カップヌードルのtwitterから学ぶ教訓

2017.10.20 by yamai

こんにちは、web制作担当の山居です。

 

今日はtwitterで話題になったカップヌードルのツイートが面白かったので、見解も含めてご紹介します。

 

 

そもそもの発端は??

 

 

はじまりはこの1枚の画像です。

ミルクシーフードヌードルの広告なんですが、次にこのビジュアルに赤字で指示が入ります。

 

それが、こちら。

 

 

上司からのダメ出しで「チーズ感が足りない」と指示があったようです。

ここで注目するべきは赤字の指示内容です。

「牧場感」とか「ねとめし感」とかざっくりしたイメージ重視の指示内容。

 

ディレクターとデザイナーで共通認識ができていれば別ですが、

指示する側の「チーズ感」とデザイナーの「チーズ感」には必ず差があります。

それが制作物としてできたときに、何か物足りないなぁーとなるわけです。

 

さぁ、この指示によってできあがったのがこちら。

 

 

だいぶチーズ感が出てきたと思いますが、それも完全に個人の受け取り方によるものです。

そこで更なる指示が・・・

 

 

さらに厳しいダメ出しが入りました。デザイナーからすると最初にそう言ってくれというレベルです。

 

 

最終形はこんな形になったようです。

もちろんこれはSNS(twitter)を使った見事な戦略だと思います。

はじめからネタとして、しかも反響を得るために変遷を上手く使った例でしょう。

現にtwitterでは話題になり、その他のwebの記事やまとめサイトにもすぐに拡散されています。

日清の思惑通りのweb戦略ということです。

 

 

web業界のあるあるが詰まった内容

 

この一連の流れはweb業界のあるあるが詰まっています。

 

先にも述べましたが、「もう少しあったか味を出して」とか「ここをもっと明るい感じで」とか・・・

指示のイメージ自体が曖昧で出し手と受け手の「明るい感じ」の捉え方の差が出てきてしまうのです。

 

そして、デザイナーが制作したものを見て、なんか違うなとか物足りないなとなるわけです。

その分、デザイナーはやり直しさせられ、時間も使っているのに・・・

 

 

共感を得てはいるが皆ができていないこと

 

あるあるに皆が共感し、拡散しています。しかし、実はこういう状況がウケるということは、的確な指示や流れができている人が少ない表れではないでしょうか。

 

ディレクターは最初にきちんとしたイメージを説明し、提示してあげないと、デザイナーがどういう風に作ったらいいのか迷わせてしまいます。

 

参考イメージなり、イメージラフなり、目的地までのベクトル合わせができていないと、あっちに行ったりこっちに行ったりと遠回りする羽目になるのです。

 

一連の面白いツイートではありましたが、そこから「的確に指示すること」、「具体的なイメージを提示すること」の重要性が身にしみた話題でした。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

P.S. チタンスタッフの皆様、いつも指示が曖昧でごめんね! 

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