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チタンSTAFFブログ

東京五輪マスコットキャラクターにア案が選ばれたワケ

2018.03.02 by komiya

こんにちは。小宮です。

 

オリンピックが終わってしまいましたね・・・次が東京だと思うと、時間が経つのがものすごく早い気がします。

 

東京五輪のマスコットキャラクターも決まりましたね。

 

 

 

個人的にア案に決まって嬉しいです。

 

学生時代にキャラクターデザインの授業を受けていたのですが、ひとつのキャラクターを作るのってものすごく頭を使うんです!

 

ホームページを作るのと同じで誰をターゲットにするか、どんなコンセプトがあるのか、きぐるみを作れるか・・・・・・考えることがたくさんあります。

 

本日のブログでは、なぜア案が選ばれたのか、紐解いていきたいと思います。

 

 

 

今回決まったア案のキャラクターの特徴としてざっと見た感じ

  • ヒーローっぽい
  • 市松模様(東京五輪のエムブレム)
  • クール
  • シンプルな模様と配色

などが上げられます。

 

市松模様と桜はわかりやすい日本の文化と伝統のイメージですね。

 

2020年東京五輪の大会ビジョンは

スポーツには世界と未来を変える力がある。1964年の東京大会は日本を大きく変えた。2020年の東京大会は、「すべての人が自己ベストを目指し(全員が自己ベスト)」、「一人ひとりが互いを認め合い(多様性と調和)」、「そして、未来につなげよう(未来への継承)」を3つの基本コンセプトとし、史上最もイノベ―ティブで、世界にポジティブな改革をもたらす大会とする。

 

と書かれています。

 

 

 

ヒーローやクールといったイメージは2016年リオデジャネイロ五輪の閉会式での日本のパフォーマンスを見るとわかると思います。

 

 

このパフォーマンスは海外でも大きな話題となり、東京五輪への期待がかなり高まりました。

 

これを見て「クールジャパン」「近未来的」なんて言葉が出てくると思います。海外でも日本のアニメは人気ですので、ヒーローも日本のイメージだといえます。

 

⑤シンプルでわかりやすいというのも重要です。オリンピックは世界中の人々が注目しています。老若男女・国籍問わず誰でも親しみやすいものが好まれます。

 

私が受けていたキャラクターデザインの授業では、ターゲット層が広い場合、デザインするコツは「子供でもマネして描けること」が良いと言っていました。

確かに、くまもんやミッキーは描きやすいですよね!そういう意味では市松模様もチェック柄で海外の人にも受け入れられると思います。

 

 

改めてア案のキャラクターを見てみると、2020年東京五輪に合ってると思えてます。

 

イ案・ウ案も日本らしいモチーフ(狸や狐、風神雷神)で色も日の丸でとても可愛らしいです。

 

 

デザインしたのは福岡のフリーイラストレーター谷口亮さん。

普段の仕事でも子供向けのシンプルでわかりやすいイラストを手がけているとのこと。

 

今回、このキャラクターが選ばれたのは、全国の小学生による投票でしたので、谷口さんにとって良い条件だったのではないでしょうか。

 

それにしては、賞金100万円は安すぎないですかね・・・あとゼロがふたつあってもいいと思います。

 

 

 

2018年の夏ごろには名前も決めるということです。もし一般公募で大人も参加できるなら、自分が考えた名前になるかもしれません。

 

文化祭やイベントは、準備期間が一番楽しい・・・なんていう人もいます。

 

2020年東京五輪までの準備期間、ワクワクしてます!!

 

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