図はINTERNET MARKETING NINJAS社のブログから掲載

チタンスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。高室です。

弊社とお付き合いいただいている住宅会社・工務店様はブログによる集客（ＳＥＯ対策）に日々お取組いただいているかと思います。皆様成果はいかがでしょうか。本日は、検索順位によるクリック率について最新のデータを海外ニュースを元にお伝え致します。

検索順位１位なら、表示の５回に１回はクリックされる

検索順位１位ではどれくらいの割合でクリックされるのか、かつては３０％超と言われていましたが、InternetMarketingNinjas（以下IMN社と略します）の2017年の調査によれば１位で21.12%、2位で10.65%、3位で7.57%となっています。SEO対策が重要とはいいつつもちょっとがっかりな気もしますね。

上記のデータはIMN社が2万の検索語句を3ヶ月間にわたって6400万回の表示、400万回のクリックを調査した結果との事なので、かなり信ぴょう性が高いと言えます。

検索順位で上位になる事は勿論重要ではありますが、一方で１つの検索語句だけでクリックを稼ぐのは意外と難しいとも言えるのではないでしょうか。SEO対策はやはり色々な検索キーワードを満遍なくかつ上位を独占する施策が必要と言えそうです。

尚、かつて行われた2014年の調査では、検索順位1位の場合、PCで約28%のクリック率、モバイルで約23%のクリック率という事ですから、以前に比べてかなりクリック率は下がっています。

１ページ目か２ページ目に表示されても２５～３０％は全くクリックされない

IMN社が記事中で驚きの発見と表現しているように１ページ目か２ページ目に表示されているにも関わらず、２５％～３０％は全くクリックされないという事です。

これはつまり、１位で表示されてクリックされる割合よりも、１ページも２ページも見て全くクリックしない割合の方が多いとも言えます。SEO対策の限界と言ってもいいかも知れません。

クリックしなくても情報は足りている？

元記事の翻訳では、有料広告も含めてさまざまなタイプの検索結果において３～４件に１件（＝２５～３０％）がクリックされていないとなっていました。ここで気になるのがＰＣ検索の画面右などに出てくるナレッジグラフ（記事中ではKnowledge box）などの表示です。有名人や特定の企業などは、ナレッジグラフに一定量の情報が表示されている為、ユーザーにとってはこれで情報が足りてしまっている可能性があります。

上記から考えるべき事

表示された結果の２５～３０％はクリックされていないという事実をどう捉えるか。ただクリックしなかったと考える事もできますが、表示される情報で満足したと捉える方が自然ではないでしょうか。昨今、MEOという言葉もあるように地図情報を求めていたり、著名人や特定の企業情報を探している場合には検索結果で少しでも多くの露出をする事が新たなSEO対策と言えます。

Googleマイビジネスの登録・更新やMEOも怠りなく（ストリートビュー屋内版も）

自社の情報が一目で表示されるナレッジグラフは非常に貴重な露出場所です。特に、支店や事業所が各地にある場合にはユーザーが求めている地域の情報が表示される事が重要です。Google検索の結果、期待した企業情報がナレッジグラフに表示されない場合には、まずGoogleマイビジネスを登録・更新しましょう。これによりナレッジグラフの表示確率や地図検索での表示順位（＝ＭＥＯ）の上昇を狙う事ができます。

Googleストリートビュー屋内版を導入する事で、Googleマイビジネスの情報を充実させる効果があります。これは間接的にはMEOの上昇にもつながります。過去のお客様に自社の口コミを記載いただくのも、今の所有効と思われます。

SEOも常に時代に合せて考えていかなければなりませんね。

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