Webマーケティングで心掛けるべき基本要素３点

Webマーケティング（集客）ブログをお読みいただきありがとうございます。

このブログをお読みいただいている方は、なかなか成果が上がらないとお悩みなのではないでしょうか。

昨今はデータ解析が非常に注目されています。しかしながら、ビッグデータを利用する事は中小企業では難しく、

自社ホームページを中核に据えたWebマーケティングは中小企業が唯一データ解析を利用して行う事ができるマーケティング手法と言えるかも知れません。

私もこの１年間多くの中小企業（住宅建設会社）のデータ解析を行わせていただきましたが、その中で改めて気づいた事があります。

それは、ホームページをどんなに一生懸命解析しても基本からして間違っていると改善は非常に難しいという事です。

この１年、ホームページの改善提案を数多く行わせていただき、８割前後のお客様の集客を改善する事ができました。

実は、この改善できたお客様には共通した基本的な事柄があり、その基本があった上でWebマーケティングは成功するという事を改めて痛感しています。

そこで今回は、Webマーケティングに力を入れるにあたって抑えておかなければならない基本要素を大まかに３つお伝えしたいと思います。

基本要素１「ターゲット顧客が明確である事」

どのようなビジネスであれ、少しでも多くのお客様を獲得したいというのは当然です。しかしながら、「誰にでも」当てはまるマーケティングを行おうとすると、結果として「誰にも届かない」つまらないコンテンツになります。住宅建設会社であれば年代・コスト・地域等を絞って明確な「ペルソナ」を作成し、「誰」をターゲットにしたWebマーケティングを行うのか決めなければなりません。

基本要素２「ターゲットが求める要素が自社の商品にある事」

当たり前ですが、自社のターゲットが求めている要素が自社の商品に無ければ売れるわけはありません。

最もわかりやすい例としては、住宅建設会社であれば猶更、住宅ローンという大きな障壁がある為に予算は非常に重要な要素です。いわゆる昔の「THE・注文住宅」の価格・グレードで平均的なサラリーマンの子育て世代に響く訳はありません。

一方で高価格商品を購入される方は、他には無い「唯一無二」の高付加価値を求めています。「別に特徴は無いけれどうちはいい家建ててます」といくら言って見ても、シビアに商品の見極めをしている人には響きません。営業が主体の時代には「人」による「ホスピタリティ」で勝負できたかも知れませんが、Webマーケティングは「人」によるフォローはできません。ホスピタリティはあくまで、Webマーケティングが成功した後の話になります。

元も子も無い話ではありますが、Webマーケティングの前に自社のビジネスモデル自体が時代に合っているか見極める必要があります。

基本要素３「他社との差別化を行っている事」

世の中のサービスは、どのようなものでも他社と似たものになりがちです。そして、革新的な商品というものはそう簡単にはできません。

しかしながら、そこまで革新的な商品でなくても差別化は可能です。

そして、その差別化は会社の理念や商品コンセプトといった根本的な部分に関わってきます。

一見、他社と見た目は似ていても、どのような考え方に基づいているか、顧客が詳細に調べると違いがわかるものです。具体例はこの場では控えますが、ある弊社のお客様は、たった一言のフレーズでその会社の考え方を表して、他社との差別化ができていました。そのお客様のホームページにはいくつかの弱点があったので、その部分だけ改善提案を行い実行したところ、劇的に反響が増えました。

いくつかの弱点を治す事で劇的に反響が増えたのは、ビジネスモデルそのものは他社と差別化できていたからこそです。

当然の事ながら、ビジネスモデル自体が他社と差別化できていないものは、Webマーケティングに力を入れてもなかなか成果はあがりません。

差別化とはいわゆる３Ｃ（Customer・Company・Competitor）です。「顧客が望む事で、自社にできる事で、他社にできない事」といった３Ｃの重なる部分がある事です。

それが有った上でWebマーケティングに力を入れれば、成果は確実に上がるでしょう。

ターゲットがあやふやで、ターゲットの望む要素を持っておらず、他社と区別できないビジネスモデルではWebマーケティングを成功させる事はできません。

まずは、ペルソナ・カスタマージャーニーマップ・4P4C分析といった手法でビジネスモデルそのものから見直していきましょう。

お読みいただきありがとうございました。

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