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工務店がやってはいけないSEO対策 3つ(その1)

2018.05.07 by 高室

疑問を感じている

 

集客の知恵袋をご覧いただきありがとうございます。

今回も(工務店)のSEOについてお伝え致します。

 

Googleのパンダ・ペンギンアップデート後、「正しいSEO」の研究が進みました。

Googleの目指す「正しいSEO」はユーザーによりメリットのある情報の提供です。しかしながら、今はまだその理想への途上なので、テクニック的なSEOが必要となる事も事実です。

よく、文字数(単語数)や頻出度、被リンクなどが、今でもSEOの話題に出てきますが、今回から、行ってはいけないSEOを何回かに分けてお伝えします。

 

これはGoogleのウェブマスター向けガイドラインにも掲載されているので、工務店及び住宅建設会社のホームページ担当及び経営者の方は、公式情報であるウェブマスター向けガイドラインにも目を通す事をお勧めします。

 

一.コンテンツの自動生成

プログラムによってSEO上有効と思われる単語数・単語バランスを考慮したプログラムによる文章を作成する事が可能です。しかしながら、そのような文章はあくまで単語数や単語バランスのみを考慮しているのみであり、全体の意味等は考えられていません。

 

こういった文章を量産し、ブログを書く事などを行うと検索順位が下がる可能性があります。

Googleが例示している、コンテンツの自動生成

  • 自動化されたツールで翻訳されたテキストが人間によるチェックや編集を経ず公開されたもの
  • マルコフ連鎖などの自動化されたプロセスを通じて生成されたテキスト
  • 自動化された類義語生成や難読化の手法を使用して生成されたテキスト
  • Atom/RSS フィードや検索結果からの無断複製によって生成されたテキスト
  • 複数のウェブページからのコンテンツに十分な付加価値を加えることなくそれらをつなぎ合わせたり組み合わせたりしたもの

(Search Consoleヘルプ より抜粋)

 

二.リンクプログラムへの参加

被リンクによるSEOは、パンダ・ペンギンアップデートによりかなりのページがペナルティを受け下火となりましたが、より巧妙に検索エンジンのアルゴリズムをすり抜けて、SEOの一つの手法として生き残っています。

 

しかし、Googleは検索順位の意図的な操作を非常に嫌っています。下記にGoogleが掲載しているリンクプログラムの例をお伝えします。

 

  • PageRank を転送するリンクの売買。これには、リンク、またはリンクを含む投稿に対する金銭のやり取り、リンクに対する物品やサービスのやり取り、商品について書いてリンクすることと引き換えに「無料」で商品を送ることなどが含まれます。
  • 過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。
  • アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。
  • 自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること。

さらに、サイトの所有者が編集時にページに配置したリンクではないリンクや保証していないリンク(不自然なリンクと呼ばれます)を作成することは、Google のガイドラインへの違反と見なされることがあります。

 

Google のガイドラインへの違反にあたる不自然なリンクの例としてよくあるケースを次に紹介します:

 

Googleが例示している、リンクプログラムの例

    • PageRank を転送するテキスト広告。

    • PageRank を転送するリンクを含む記事に対して支払いが行われるアドバトリアルやネイティブ広告。

    • 他のサイトに配布される記事やプレス リリース内の最適化されたアンカー テキスト リンク。

    • 質の低いディレクトリやブックマーク サイトのリンク。

    • さまざまなサイトに分散するウィジェットに埋め込まれたリンク。

    • フォーラムでのコメントにおいて、投稿や署名の中に含まれる作為的なリンク。

(Search Consoleヘルプ より抜粋)

 

三.オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成

 

昨今のSEOは特定のキーワードの1位~10位(or20位)の文章を全て抜き出し、その中身をリライトしていわゆる「全部入り」の長文を作成するという手法が流行していますが、このような手法はリライトの精度が低ければGoogleが否定している「オリジナルのコンテツがほとんど存在しないページ」と扱われる可能性があります。

 

もっとも、リライトのでき次第で今の所この手法がブログによるSEOとして成功してしまっている事もあり、やってはいけないと言われている事は今の所「上手くやれば成果が上がりやすい手法」である事も事実です。

 

Googleが例示している例

  • 自動生成されたコンテンツ
  • 誘導ページ
  • 他のソースからのコンテンツ(例: 無断複製されたコンテンツ、低品質のゲストブログ記事)
  • 実質のないアフィリエイト サイト

(Search Consoleヘルプ より抜粋)

(追記 その2)

更に下記の3つもグーグルのウェブマスター向けガイドラインにやるべきではない事として記載されておいます。

1.クローキング

ユーザー(人間)と検索エンジンにそれぞれ異なるURLやコンテンツを表示する。

SEOの為にやる方はまずいないと思いますが…。

 

2.不正なリダイレクト

リダイレクト自体は、PCページとスマホページを別に作成している場合、スマホでPCページにアクセスすると自動的にスマホページへ遷移させるといった場合に利用されているので、問題はありません。

 

しかしながら、例えばPCで表示されているキーワード・ページのスマホページだけ、全くコンテンツの違うサイトに遷移させるとなれば話は別です。

 

また、PCからPC・スマホからスマホでリダイレクトさせる事で検索エンジンが読み込む内容と全く異なるコンテンツに遷移させる事も当然

 

 

Googleはこれを下記の様に記載しています。

  • 検索エンジンにはあるコンテンツが表示されるが、ユーザーはまったく違うコンテンツにリダイレクトされる。
  • PC ユーザーには通常のページが表示されるが、モバイル ユーザーはまったく別のスパム ドメインにリダイレクトされる。

 

3.隠しテキストと隠しリンク

インターネット黎明期には、黒い背景に黒文字や白い背景に白文字、小さいな「、」点や「。」丸にリンクさせるといった手法がよく使われていました。

(さらには、コメントアウトして、探し方を知っている人にだけ伝えるという事もありました)

検索エンジンの精度が上がるに連れてこのような手法はあまり使われなくなりましたが、未だに自動生成した文章をページ下部に配置して短期的に検索順位を引き上げ、一定の検索順位を獲得した段階で消すといった手法も残っています。

いずれにしても、GoogleはこのようなSEOを「行うべきでない手法」として下記の様に記載しています。

  • 白の背景で白のテキストを使用する
  • テキストを画像の背後に置く
  • CSS を使用してテキストを画面の外に配置する
  • フォント サイズを 0 に設定する
  • 小さな 1 文字(段落中のハイフンなど)のみをリンクにしてリンクを隠す

 

工務店・ハウスメーカー・パワービルダー・住宅建設会社では、これから本格的にWEBに取組むという企業も多いようです。

 

他の業界では既に使い古された手法を、未だに高額で売り込んでいるSEO業者も散見されます。

 

弊社では、技巧的なSEOを強く推奨はしていませんが、一方でSEOが未だに有効で必要である事も否定できない事実です。

技巧的なSEOに頼りすぎると、Google(及び検索エンジン提供各社)の対策によって突然検索順位が大きく下がってしまう可能性もあります。

 

また、昨今のSEOは単語数や文字数のみならず、ユーザーの滞在時間等も影響していますので、内部対策だけでできる事に限界があるのも事実です。

 

「正しいSEO」は時間がかかりますが、お客様へのサービスという観点からもじっくり取り組む事をお勧め致します。

 

SEOについてご相談されたい、工務店・住宅建設会社・ハウスメーカー様はこちらからお問合せ下さい。

 

次回もやってはいけない工務店のSEO第三弾をお伝え致します。

お読みいただきありがとうございました。

 




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