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工務店Web集客ブログ

住宅建設会社におけるWeb解析ツールの使い方その1

2019.10.16 by 高室

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チタン集客ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

今回から、多くのWebサイトで利用されている解析ツール、GoogleAnalyticsの見どころをお伝えしていきます。

GoogleAnalyticsを全く知らない人に伝えたいと思っていますので、ご存知の方には「そんな簡単な事、調べれば

すぐわかるよ!」と言われてしまいそうですが、なにとぞご了承下さい。

 

 

何故、住宅建設業界ではアクセス解析がほとんど有効に使われていないのか

 

GoogleAnalyticsのデータは見ているものの、住宅建設業界のWebサイトは一般的にアクセス数も反響数も

ECサイト等に比べると圧倒的に少ない為、大手企業が行っているような全体をみる解析手法ではほとんど

改善策に繋がりません。

 

Webサイトからの反響を意識するのも、解析手法も全て他の業界から10年近く遅れてしまっているのには、

構造的な問題もあるのです。

 

まずは項目を理解しよう

 

GoogleAnalyticsの画面を開くと、まず「ホーム」「カスタム」がメニューにあり、次にレポートと記載されている

下に「リアルタイム」「オーディエンス」「集客」「行動」「コンバージョン」が大見出しがあります。

 

「リアルタイム」はほとんど必要ありません。

 

「オーディエンス」は主に閲覧者のおおまかな傾向を見る項目です。「集客」はWebサイトを見に来たきっかけ、

「行動」はWebサイトを見に来てからの行動(そのまんまですね)、「コンバージョン」は反響についてみる項目

です。

 

基本中の基本「オーディエンス」の概要を理解しよう

 

さて、特に基本である「オーディエンス」をクリックします。すると「概要」という小項目があり、「概要」」をクリック

すると、メイン画面に「ユーザー」「新規ユーザー」「セッション」「ユーザーあたりのセッション数」「ページビュー数」

「ページ/セッション」「平均セッション時間」「直帰率」という項目が出て聞きます。

 

「ユーザー」はかつて「ユニークユーザーと言われWeb制作会社などがよく「UU」と表現していた項目です。

Webサイトを閲覧した(固有の)人数を表しています。

基本的には多ければ多いほど良い項目です。

 

「新規ユーザー」は見に来た人の中で、初めてWebサイトを見に来た人です。対になる指標としては「リピートユーザー」

ですが、概要欄には数値としては載っていません。但し、画面右側の円グラフに「New Visitor」「Returning Visitor」として

割合が表示されています。

こちらも基本的には多ければ多いほど良い項目です。但し、リピートする人との割合で新規9:リピート1だったりすると、

2回以上見る価値が無いと思われてしまっている懸念があります。一般的には7:3前後でしょうか。メインの集客媒体

によって割合も変わる傾向にあります。

 

「セッション」は簡単に言ってしまうと、見に来た人の閲覧回数であり延べ人数とも言えます。厳密には、30分以上操作

がないと「セッション」が別として判断される為、同じ人が閲覧しても2、3、4、5、と増えていきます。

 

 

「ページビュー数」は閲覧されたページの総数です。例えると、Aさんが朝に1回2ページ見て、Bさんが朝に1回1ページ、

夜に1回1ページ見たとします。この場合、ユーザーは2、セッションは3、ページビューは4となります。

 

「ページ/セッション」は1セッションあたり何ページ見られているかです。

基本的には多いほど良いのですが、後述の平均セッション時間が非常に短いのにやたらと「ページ/セッション」が多い

場合には、どこを見て(クリック・タップ)していいか、見に来た人を迷わせている可能性も考慮しなければなりません。

 

「平均セッション時間」は1セッションあたり何分程度見ているかです。「ページ/セッション」が多く、「平均セッション時間」も

長い場合には、色々なページをじっくり見てもらえるという事で良いという事になります。

「ページ/セッション」が少ないのに「平均セッション時間」が長い場合には、特定のページが長い時間読み込まれている

可能性があります。これは必ずしも悪い事ではありませんが、見られていないページが多いのであれば改善する必要が

ありそうです。

 

「直帰率」は、見に来た人が最初に見たページ(広義におけるランディングページ)だけを見て、その他のページを見ずに

見るのを辞めてしまった割合です。

基本的には数字が小さい方が良いのですが、いわゆるPPC広告⇒(狭義の)LPというサイトでは直帰率は高くなりますし、

ディスプレイ広告からの流入が多いと直帰率が高くなる傾向があります。

一般的には80%以上ですとすぐに改善が必要、60%未満であればひとまずそこまで大きな問題は無いといった感じ

ではないでしょうか。

 

・・・実は、この概要では本当に重要な事はほとんどわかりません。

その理由と、見るべき項目はまた次回に。

 

お読みいただきありがとうございました。


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