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ホームページも伝えなければ伝わらない

ウイズコロナの時代となり、打合せや見学会をオンラインでも対応できるようにしている工務店も増えています。

しかし、「対策はしたものの、お客様からの反応がほとんどない」という会社もあるようです。

ある会社では、お客様に返信するメールの署名欄に『ZOOMなどのオンライン打合せに対応いたします』と書いただけで、それまで0件だったZOOMを使った個別相談が毎月3~5件依頼されるようになったそうです。

インターネットから訪問するお客様の過半数は新規のお客様。つまり自社のことを知らないお客様です。

お客様に対して自社のことを上手に伝えなければ、訪問してくれたお客様を逃がしてしまうかもしれません。

 

││テキストコミュニケーションの注意点

伝えなければ伝わらない

人は、相手の表情や声の抑揚・テンポなどから相手の気持ちを察して情報を得ているといわれています。

最近は動画などで情報を伝えることが増えてはきていますが、ホームページの情報伝達は基本文字情報です。

これをテキストコミュニケーションといいます。

テキストコミュニケーションの最大の欠点は、細かなニュアンスは伝わらないことです。

『このくらいはわかるだろう』という甘えは許されないのです。

テキストコミュニケーションにおいて注意しなければならないことは5つあります。

1、主語を付ける

伝わる文章を書くためには、常に相手を意識する必要があります。

ホームページを見に来てくれているお客様は、自社のことをまったく知らない人。という意識で文章(テキスト)を掲載しなければなりません。

どのようなターゲットにどのような内容を伝えたいのか?

意識して文章を作成することが大切です。

小見出しをつけて内容を整理して掲載するだけでも相手は理解しやすくなります。

2、相手に「なぜ?」と思わせない

コミュニケーションをする際に、相手に「なぜ?」と思わせると、相手が内容を理解するスピードが落ちます。

そのため、相手に何かを伝える時は、相手に「なぜ?」と思わせないように心がけることが大切です。

自分の言いたいことだけ言い放った文章よりも、結果だけでなく原因や理由も一緒に伝えることで相手に理解してもらえます。

ただし、伝えたいことの結論は、必ず一番先に書くようにしてください。

3、改行、句読点、を使う

相手に情報を伝える時に、改行せずに長々と文章を書くと、とても読みにくくなり、解読が難しくなります。

改行すれば良いという問題ではありませんが、改行されていない長い文章は字面が悪くなりますので、非常に読みにくいです。

読み手のことを考えると、解読しにくい字面は相手に迷惑ですし、コミュニケーションのスピードが落ちて、何も伝わらな文章になってしまいます。

解読が難しくならないためにも、改行、句読点、をしっかり使っていきましょう。

4、専門用語は避ける

ホームページを訪れるお客様は、住宅の専門家ではありません。

専門用語を使うのは避けるべきです。

住宅業界は専門用語が多いため、専門用語を使いがちになりますが、相手が理解できなければ意味はありません。

どうしても専門用語を使わなければならないときは解説を入れるなど、意味が正しく伝わる努力もしなければなりません。

5、できる限り短く書く

相手に情報を伝えるために、文章が長くなってしまうことがありますが、短い方が情報が伝わりやすくなります。

無駄な要素を含んでしまい、1文が長くなってしまう文章より、無駄なところを削除した短い文章のほうが、情報が伝わりやすくなります。

文章を短くするために特に意識してもらいたいのは、

・「。」をうてるところは打つ

・一文で伝えることは1つだけ

・長くても100文字以内にする

 

││伝わる文章を書くときの注意点

ホームページも伝えなければ伝わらない

文章を使って情報を伝える目的は「人の心を動かし、行動をうながす」ことです。

そのためには、

・相手は誰か?(ターゲット意識)

・何を伝えたいのか?(目的意識)

・どうなってほしいのか?(反応・行動)

を意識して文章を書かなければなりません。

 

1.相手は誰か?

ホームページに書く文章は、読み手がいてはじめて成り立つものです。

読者(ターゲット)がはっきりしないままに文章を書くと、だれにも届かない文章になってしまいます。

一般的には、初めて家づくりをする人に向けてホームページを作成していると思いますが、その人がホームページを文章を読んでいることろを想像することも大切です。

初めて家づくりをする人に向けて、専門用語を使ったり、一方的に自社の強みを伝えるだけでは、相手の心に響き、行動をうながすことができるホームページとはいえません。

ターゲットとして意図した人だけが訪問するとは限りませんが、メインとなるターゲットを意識した文章を書くことが大切なのです。

自社のホームページを訪れた人が、

・なにを望んでいるか?

・何を知りたいのか?

このあたりを具体的に想定すればするほど、相手に届く文章になります。

住まいのイメージ、興味関心、願望などがわかれば、どの言葉を選びどんな比喩表現で伝えれば良いかも浮かび上がってくるはずです。

大事なのは、だれか一人を濃厚にイメージすること。

その人の心を動かすことができれば、その人に似ている属性の人にも必ず届くはずです。

『一人にも届かない文章は、結局だれにも届かない』ということをを意識してください。

 

2.何を伝えたいのか?

ホームページを作成したときは、

・イベントの集客を増やしたい

・モデルハウスなどの来場を増やしたい

・資料請求や問合せを増やしたい

など、ホームページを新しい集客窓口にしたいとお考えになったのではないでしょうか?

公開後は、「あれも載せたい」「SNSとつなげたい」「こんなシステムがあると便利」

など、内容を充実させたつもりが、いつも間にか『何を言いたいのかわからない』ホームページになってしまっていることもよくあることです。

お客様に伝わりやすいホームページでは、基本的には伝えたいこと・目的は一つに絞り、“一つのページ(記事)にワントピックのみ”を意識しなければなりません。

あれこれ詰め込みすぎては「なんか色々書いてあったけどよくわからなかった」ということになってしまいます。

読み終わったあとに、読者が「この文章は○○が××であることが書かれていた」と一言で答えられるような文章を目指します。

「伝えたいのはなにで、なんのための文章なのか?」をいつも意識してホームページを見なければなりません。

 

3.どうなってほしいのか?

 

ホームページを訪問してくれたお客様に「それを伝えてどうなってほしいのか?」という反応・行動への意識をして文章を作成しなければ、正しい情報を伝えることはできません。

他人に向けて書く文章には「伝えたい想い・意図」があり、それに対する「欲しい反応」があります。

その反応を引き出せる文章になっているかどうかが重要なのです。

相手の反応を予測しながら文章を書けば「ここは『例えばどういうこと?』と突っ込まれるな……」や「『え、行ってみたい! どうやって行けばいいの?』と聞いてくるかもしれないな、加筆しよう……」など自分の文章に対して、客観的な視点を入れ込むことができます。

相手の反応を引き出すためには、時にはこだわっていた文章表現なども削っていくことが必要になるかもしれません。

欲しい反応から逆算し、これを読んだ相手がなんと言ってくれるか?と想像力を働かせながら文章を書き、欲しい反応も細かく想像することで、人の心を動かすことができる文章となります。

 

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カテゴリー: コミュニケーション  
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