マーケティングオートメーション成功のコツ

すでにマーケティングオートメーションを導入している工務店もあると思います。

また、マーケティングオートメーションに限らず、その他のシステムを導入している工務店もあると思います。

しかし、それらのシステムをなかなかうまく活用できていない工務店が多いように感じます。

その原因と対策をお伝えいたします。

││マーケティングオートメーション（MA）が活用できな３つの理由

１．とりあえず導入

マーケティングオートメーションが流行っているから

他社で導入してせいこうしているようだから

何か新しいことをして、業績を上げたい

といったような理由で、「とりあえず導入した」パターン

誰がどのように活用するか？、どのような成果を求めるのか？

何も考えないままで導入してしまっているので、何の成果を得ることもできず、たいていの場合は、次年度には経費削減のために契約解除してしまうということになってしまいます。

２．使い方がわからない

他社の成功事例を集めて活用しようとするが、自社に合わせたカスタマイズができないために、何をしてよいのかわからなくなってしまうパターン。

上と同様、成果が出ないので、翌年には契約解除候補になってしまいます。

３．みんなでやってみよう

関連すると思われる部署のメンバーを集めてスタートしようとするが、リーダー不在のためまとまりがなくなってしまうパターン。

本気度は感じるが、導入まで時間もかかるので経費の無駄も多く、成果が出るまでの時間が読めなくなってしまうパターン

││マーケティングオートメーション（MA）の失敗パターン

上記の状況の中で、マーケティングオートメーションが失敗する要因は、次の３つに集約されます。

＞経験者不在

マーケティングオートメーション（MA）という考え方や仕組みが日本に導入されて２年ほどしかたっていないため、社内にマーケティングオートメーション（MA）経験者がいるはずがない。

当然ながら、使い方もわからずマーケティングオートメーション（MA）が無用の長物・金食い虫となってしまっている。

＞検証不足

マーケティングオートメーション（MA）の経験者がいないために、プロジェクトメンバーが活用方法を模索することになる。

その際にさまざまなアイディアが出るが、そのアイディアに対する検証が行われないために、より成果の出る活用方法を確立することができない。

いわゆる「P→C→D→A」のサイクルを回すことができない状況になっているということ。

＞長期化

自社で成果の出るマーケティングオートメーション（MA）の仕組みを作り上げるまで時間がかかるため、かかる費用が大きくなりすぎてしまう。

そのために、費用対効果が合わなくなりシステムの継続利用がしずらくなってしまう。

││マーケティングオートメーション（MA）成功のコツ

これらのことをふまえて、マーケティングオートメーション（MA）を導入して成功するためのコツは以下のようになります。

＞少数精鋭

マーケティングオートメーション（MA）を導入するという新規プロジェクトにおいて、多くの人（責任者）の意見を聞くことは根回しという意味からも大切なことではあるが、意見を聞きすぎるとその意見をまとめたり、検証・回答することに時間がかかってしまいます。

そのために、マーケティングオートメーション（MA）の導入に際しては、メンバーを最小限にしてスピード重視で進めることが重要となります。

＞成果目標

マーケティングオートメーション（MA）を導入する目的と期待する成果を最初に決め、随時その目的と成果を確認する作業が必要です。

また、期待する成果については最終目標と中間目標を決め、第一歩の目標を最短で達成するためのストーリーを描くことが重要です。

最初から最終目標を目指す取り組みをしていると、やることが多くなりすぎて行動目標の整理がしずらくなるためです。

＞早期成果達成

入念な準備に時間がかかる過ぎてしまい、成果どころか導入までに時間ばかりかかるプロジェクトが成功するわけがありません。

組織の規模によって、最低限踏まなければならない段取りはありと思います。

しかし、まずは導入し利用してみて、利用しながら試行錯誤を繰り返し、自社に合った活用方法を作り上げる。

そのような考え方の方が、成功確率は高くなります。

昨今、建設業界に対してマーケティングオートメーション（MA）に限らず、さまざまなシステムが提案されています。

導入した企業も多くありますが、活用して成功している企業はほんの一握りの会社です。

その多くの理由は、システムの本当の使い方がわからない。という１点に集約されます。

システムを販売している会社は、使い方を教えてはくれますが、成果の出る活用方法までは教えてくれません。

システムの導入や活用方法にお困りであれば、こちらからご相談ください。

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