工務店Web集客ブログ
見やすく使いやすいホームページになっていますか?
住宅のデザインや重要視される性能が時代とともに変化するように、ホームページのデザインや機能も時代とともに変化してきました。
現在は、ホームページの見やすさや使いやすさが求められる時代になっています。
ここでのポイントは、デザインの美しさではなく、ホームページを訪れたユーザーが、最短で訪問目的を達成できるかどうかということになります。
││一般ユーザのホームページの見方
>ユーザーはホームページを読んでいない
情報を詰め込み過ぎているサイトえおよく見ますが、ただ単に伝えたい内容を羅列しているWebサイトは、ユーザー目線に立って設計されているとは言えません。
ユーザーはすべての情報を読んでいるわけではなく、求めている内容を取捨選択しながらWebページを回遊しているのです。
ページを隅から隅まで丁寧に読んでいるユーザーは滅多にいません。
ユーザビリティの第一人研究者ヤコブ・ニールセン博士の調査では、
「テストユーザーの79%が、どのようなページに出くわしても流し読みしていることを発見しており、逐語的に読んでいた人はわずか16%しかいなかった」
というデータもあります。
見やすいホームページとは、美しいデザインよりもユーザーが求めている情報を理解し、必要な情報にたどり着きやすいサイトであることがポイントということになります。
>ユーザーはほとんどの時間を他のホームページで過ごしている
他にはないホームページを目指すのは良いのですが、見た目を気にするあまり、どうしてもユーザー目線に立った設計ができないケースがあります。
ユーザーは世界中にいくつもあるサイトの中からその一つとしてWebサイトに訪れたに過ぎません。
ユーザは自社のホームページを訪れる前には、同業者者のホームページだけでなく、異業種のホームページも見ているのです。
ユーザー目線に立った場合、多くのWebサイトがある手法を採用しているのであれば、その標準に従うことも大切です。
ユーザーは知りたい情報がすぐに入手できることを望んでいるため、運営側は、「自社サイトも他社サイトと同じように動作すると期待しているはずである」という前提に立つ必要があります。
>人の感覚は変わらない
Web接客ツールやカゴ落ちメールのように新しいツールや機能が次々と登場するなど、Web技術はめまぐるしく変化していますが、人間の脳は、今と5年前でたいした違いはありません。
もしかすると、太古の昔から変わっていないのかもしれません。
今後10年経っても、飛躍的に賢くなったり、判断基準や考え方などが大きく変化したりすることもないと思います。
アメリカの認知心理学者ジョージ・ミラーは、人間が短期的に記憶できる数は大体7個であると提唱しておりますが、10年経ったからと言ってその記憶容量が2倍に増えることはないと思います。
重要な点は、人間の認識や情報を処理する仕組みを考慮した上でWebサイトを設計することが、ユーザーとって使いやすいWebサイトにつながっていくということです。
つまり、人間の認知心理学を拠りどころにホームページの使いやすさを考えることが重要となります。
││見やすく、使いやすいホームページの3つ条件
見やすく、使いやすいホームページには、次の3つの条件が必要になります。
>ホームページの目的をはっきりさせる
ユーザーは、何か知ろうとして多くのホームページの中から自社サイトを見つけて訪れています。
何回もリピート訪問しているユーザーは、ある程度サイト内の情報を把握できていますが、初めて訪れたユーザーは知りたい情報にたどり着くまでに多少なりともストレスを感じています。
そのため、まずはサイトの全体像や信頼感を与えることが重要となります。
「このホームページ」「このページで」何を伝えたいのか?、訪問したユーザーに何をしてもらいたいのか?
企業目線で決めることも常用ですが、
「このサイトがどんなサイトなのか」「そのページが何のページなのか」
ということを訪問したユーザーが直感的に把握できるように整えることが基本です。
>ユーザー主導でホームページを作る
ユーザーが求めるものを見つけやすくするために、ホームページのデザインはシンプルになっていきます。
そのホームページが、自分のン目的を果たせないと判断すると、ユーザーは平均1分49秒後にホームページから離脱する。
という研究結果もあるようです。
目的をもってホームページを訪れたユーザーに対して、目的達成をサポートするようなWebサイトでなければ、使いやすいホームページになっているとはいえません。
ゴールへの道のりをわかりやすくするために、まずは「最重要タスクを目立たせる」、「余計な選択肢は与えない」の2つを意識したデザインが望ましいデザインとなります。
>いつも見ているホームページが、一番使いやすいホームページ
デザインを標準化することは、ユーザー体験の満足度を上げることにつながります。
ユーザーは他のサイトを訪問することによって、共通性の高いデザインや挙動に慣れてきます。
そのため、自社サイトにおいても他のサイトと同様に機能することを期待しているのです。
具体的には
「そのボタンの遷移先が予想できる」
「情報がページ内のどこにあるのか予想できる」
「その機能をどのように操作すればいいのか予想できる」
「初めて見るデザイン要素の意味が予想できる」
ということが挙げられます。
このような利点は、webサイトのユーザーの主導感に貢献しユーザーが目的を果たせる可能性を高めることにつながるのです。
見やすく使いやすいホームページにしたいのならば、こちらからご相談ください。
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