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Googleに嫌われるSEO対策

SEO対策とは、自社のWebサイトをGoogleやYahoo!などの検索結果で上位表示させ、自社のWebサイトの露出度を上げ、Webサイトに集客する手法の一つです。

 

Web対策には、内部対策と外部対策の2つがあります。

 

・内部対策
タイトルタグ、ディスクリプション、内部リンクの設置、コンテンツ制作などを行い、Webサイトの評価を自力で高める方法です。

・外部対策
質の高い他のWebサイトからリンクを獲得する方法で、他のWebサイトのチカラを借りて、自社のWebサイトの評価を高める方法です。

Googleに嫌われるSEO対策

日本の検索エンジンのシェアは、以下のようになっています。
(statcounter Mobile Search Engine Market Share Japan/2017.07~2018.08)

・全デバイス
1位 Google 72%
2位 Yahoo! 23%
3位 bing    4.5%
・パソコン
1位 Google 70%
2位 Yahoo! 19.5%
3位 bing    9.3%
・モバイル
1位 Google 73.8%
2位 Yahoo! 25.1%
3位 bing    0.6%

 

2位のYahoo!はGoogleの検索エンジンを利用していますから、実質Googleのシェアは、 
・全デバイス 95%
・パソコン  89.5%
・モバイル  98.9%
と、いうことができます。

そのため、SEO対策=Google対策ともいえるのです。

SEO対策をするうえで、Googleの「10個の基本理念」を理解し、「ユーザーファースト」実現することが重要なポイントとなります。

 

<Google10個の基本理念>
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
3. 遅いより速い方が良い
4. ウェブ上の民主主義は機能する
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている
8. 情報のニーズはすべての国境を超える
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる
10. 「すばらしい」では足りない
(Google:「Googleが掲げる10の真実」より)

※ユーザーとは、コンピューターやシステムを利用する人のこと

Googleがスパム行為を見つけ、排除するために独自に行っている検索エンジンアルゴリズム(検索エンジンが検索ワードに対して検索結果の順位を決めるための基準や考え方)は、

・パンダアップデート
前回のブログをご覧ください。
・ペンギンアップデート
低品質なリンクを対象としてWebサイトの評価を下げます。具体的には、購入した外部リンクを使っている。自作自演で外部リンクを増やしている などです。

SEO対策には正解がないと勝手に判断し、過去、効果があったSEO対策を、いまだに推奨している会社もありますし、古いSEO対策知識をそのまま実行しているWeb担当者もいます。
しかし、GoogleがWebサイト評価のガイドラインを発表している以上、そのガイドラインにそったSEO対策をすること以外、自社のWEBサイトの評価を上げることは不可能ともいえます。

 

Googleの「品質に関するガイドライン」によると、以下のSEO対策は、評価が下がるだけではなく、ペナルティが課せられる可能性の高い取り組みです。

 

●複製コンテンツ
SEO対策で、絶対に行ってはいけないのがコンテンツの複製です。
SEO対策で自社のWEBサイトのページ数を増やすことは必要なことですが、オリジナリティのないコンテンツは評価を下げる原因となります。

●コピーコンテンツ、ミラーサイト
ミラーサイトは、スパム認定されることがあります。
ペナルティを受けるだけではなく、著作権侵害となる可能性もあります。
引用や転載とは別物であることを理解する必要がありますが、簡単にいうとコピペした内容はダメだということです。
※ミラーサイトとは、元となるWebサイトの全部、または一部と同一の内容を持つWebサイトのこと

●キーワードの詰め込み
より多くの検索ワードで集客したいという気持ちは分からなくもありませんが、過剰にキーワードを詰め込む行為はSEO対策的にはしてはいけない取り組みです。

●自動生成コンテンツ
プログラムやシステムを使って自動生成されたコンテンツを大量に制作することはできます。
しかし、このように作られたページは、意味が通じない支離滅裂な文章が生成されることが多く、ユーザーにとって役に立たないコンテンツと判断され評価が下がります。
ペナルティが課せられることはあまりないようですが、全く意味のない行為だと考えて間違いはありません。

●質の低い被リンク
被リンクとは、他のWebサイトから自社のWebサイトに対して設置されたリンクのことです。
被リンクが多いほど、SEO対策には有効いわれていますが、リンクされているWebサイトの質が問題となります。

●購入した被リンク
購入した被リンクは同一IPアドレスであったり、テンプレートを使いまわしているWebサイトであることが多く、一般的に「質の低いWebサイト」であることが多く、そういったWebサイトからリンクされることは、自社のWebサイトの評価を下げることにもなりかねません。
このSEO対策も絶対にやってはいけない行為の一つです。

●隠しテキスト、隠しリンク
隠しテキスト、隠しリンクとは、SEO対策のために検索エンジンには認識できるが、ユーザーが閲覧する際には表示されないようにされているテキストやリンクのことです。
隠しテキストや隠しリンクを設置するとスパムと判断されます。

●クローキング
検索エンジンにはSEOを意識したページを見せ、ユーザーには通常のページを見せる手法がクローキングです。
現在は、スパムとしてペナルティを受ける場合もある危険な行為の一つです。

●不正なリダイレクト
最初にアクセスしたページから自動的に他のURLに移動させる手法です。
全てがペナルティの対象となることはありませんが、ユーザーを意図しないページやコンテンツに転送する不正なリダイレクトはペナルティの対象となります。

●内容の薄いアフィリエイトサイトの作成
アフィリエイトサイトとはネット広告業ともいわれ、Webサイトに広告を貼って、そこがクリックされたり、そこから商品が売れると収入が入る仕組みとなっているWebサイトのことです
内容が薄いとは、掲載されている商品数が少なかったり、ユーザーにとって価値のある差別化された内容ではないということです。
工務店のSEOにはあまり関係はありません。

●悪意のある動作をするページの作成
悪意のある動作とは、ユーザーが意図しない動作のことです。
ユーザーが求めていない情報を無理やり表示したり、強制的に動作させる行為のことでもあります。

●リッチスニペットの悪用
リッチスニペットとは、ユーザーの検索結果の画面からより有益な閲覧ページを選びやすくするために表示される情報のことです。
しかし、誤解を招くような内容やリッチスニペットで表示されているコンテンツが表示されないことなどがあると、ペナルティの対象となります。

●自動化されたクエリをGoogleに送信する
クエリとは、ユーザーが検索する際に入力する単語などのことです。
ソフトなどを使用して、自動的にクエリを送信することは、基本的に禁止されています。

一般の方には難しい内容も含まれていますが、注意すべきは、

・ユーザーにとって価値のあるWebサイトやコンテンツとなっているか

・意味のない(関連のない、評価の低い)Webサイトから被リンクがされていないか
ということです。

 

また、ガイドラインに載っていない不正行為もスパムとして認定されてしまいます。
Googleがガイドラインを発表している以上、古い知識や自分勝手な根拠のないSEO対策は、自社のWebサイトにとって、意味がないどころか大きなマイナスになるということを覚えておいてください。

>>「GoogleのガイドラインにそったWebサイトを診断したい方」はこちら


カテゴリー: 工務店のSEO  
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