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コピーコンテンツの課題と対策

工務店の社長さんから、「わが社のホームページが急に表示されなくなった」と、ご相談を受けたことがあります。

チタンで管理しているホームページでは、急に表示されなくなったということはありませんし、チタンが管理しているホームぺージではありませんでしたが、ご依頼を受けて調査をさせていただくことにしました。

ホームページ無料診断

調べてみると、価格が安いというだけの理由で地元のWebコンサル会社に依頼した結果、悪質なコンテンツを大量にWebサイトにアップされていたことがわかりました。

当初は、検索順位が上がったと喜んでいたようですが、Googleのアップデートにより重複コンテンツがペナルティを受け、大量であったために検索結果に表示されなくなってしまったのです。

工務店のSEO対策をしてくれる会社は多くあります。価格が安いだけで選ばすに、その手法を理解してから契約しないと会社にとって大きなダメージを受けることもあるということです。

 

今回は、このホームページ無料診断で問題が発覚した「重複コンテンツ」についてご説明いたします。

 

│|重複コンテンツとは

重複コンテンツとは

内容が同じ、または重複部分が多いコンテンツのことを「重複コンテンツ」といいます。

同一ドメインの配下に重複コンテンツが存在している場合と異なるドメインに重複コンテンツが存在する場合があります。

重複コンテンツは低質なコンテンツとみなされ、順位が下がってしまう(場合によっては表示されなくなる)危険性がありまからコンテンツを作成するときは注意が必要です。

 

│|重複コンテンツがダメになったきっかけ

事件は2016年に起こりました。

あるWebサイトが「コンテンツを増やすことによるSEO効果」を目論み、著作権を無視したコピーコンテンツを大量に作成したのです。

他社のWebサイトからのコピーや無断転用などが多く発見されました。

専門知識のないライターに医療や健康などの専門分野の原稿を低価格で書かせたことが原因の一つといわれています。

重複コンテンツの中でも、「著作権を無視したコピーコンテンツ」は、Googleからのペナルティを受けるだけでなく、法的な問題に発展することもあります。

 

│|こんなケースも重複コンテンツになる!?

重複コンテンツ

他社のコンテンツのコピーでなくても、Googleにコピーコンテンツと判断されてしまうケースもあります。

・何度も同じことを繰り返し書いているうちに、ページの内容が部分的に似てきてしまった。

・商品ページの色違いの場合、色の説明以外は同じ説明文になってしまった。

→建売などの住宅紹介ページもこようになる可能性があります

・PC用のページとモバイル用のページを別々に作成したが、説明文は同じものを掲載してしまった。

→自社のホームページは、「モバイルフレンドリー」となっていますか?

・Webページと印刷用のページを掲載したため、重複となってしまった。

これらのケースは、Googleからのペナルティを受けたり法的な問題に発展することはないと考えられますが、重複ページのいずれかの順位が下がる可能性はあります。

ユーザーが検索した検索結果で、1位のページと2位のページの内容が類似していたとしたら、「Goolgeは役に立たない」と思われるかもしれません。

そのために、googleは検索結果の上位に、内容が同じページを表示させないようにしているのです。

 

│|重複コンテンツを見つける方法

自社のWebサイトの内容が、他社のWebサイトの内容と重複しているのか、見つける方法はいくつかあります。

その、代表的な方法は「現行の一部分を検索する」ことです。

文章を読んでいて「この文章は、以前も読んだことがあるかもしれない」と思ったり、外注した文章を確認していて「どこかにありそうな文章だ」と、感じた時は、原稿中の文章をコピーして検索窓に入れて検索すると、コピーされた文章かどうかを判断することができます。

もし、まったく同じ文章が検索されたとしたら、その前後の文章も同じになっている可能性があるので、ヒットしたページを確認します。

また、重複コンテンツを発見するためのツールもありますので、重複コンテンツ発見ツールも活用してみてください。

 

│|重複コンテンツへの対応策

重複コンテンツ対策

工務店のSEOのために、重複コンテンツが見つかったなら、次のような対応が必要となります。

■重複ページを作らない・削除する

基本的な対応策は、インターネット上に重複コンテンツを作らないようにすることです。

また、重複コンテンツを見つけたのなら、作り直すか、必要がない限り削除してしまうということです。

重複コンテンツは、工務店のSEOのためにも不利になりますし、ユーザーを混乱させる可能性も高くなります。

被リンクをもらう場合でも、同じようなコンテンツのページが多数あると、リンクが分散してしまいます。

一つのページに良質なリンクが多数張ってあることが、工務店のSEOにとってプラスに働きます。

重複ページがあるということは、その効果を分散させてしまう可能性もあるということです。

 

■ページの正規化

この方法は、Webサイト制作に対する専門知識が必要な分野になります。

・canonical によるページの正規化

外壁の色や住所程度、一部の表記は違うものの全体的には重複コンテンツと判断されるページが存在した場合、どれが正規のページであるかをGoogleに伝えるためにタグを埋め込みます。

どのページにもユーザーが閲覧する可能性があるときに使います。

・301リダイレクト

重複するページの一つだけをユーザーに表示したいときに使います。

コンテンツが重複するAとBの2つのページがある場合、Aのページだけを見せたいとき、Bのページに訪問したユーザーを自動的にAのページに転送する方法です。

 

重複コンテンツがペナルティを受けるようなGoogleのアップデートが行われてから、かなりの時間が経過しています。

しかし、重複コンテンツがペナルティを受けるというアップデート(それ以降も重要なアップデートが行われています)に、いまだ対応していない工務店のSEO会社も多くあるようです。

 

「SEO担当者(会社)にまかせているが、効果がイマイチ」とうのは、もしかしたら古い情報をもとにしたSEO対策をしているからかもしれません。

最新のGoogleアップデートに基づいた無料のホームぺージ診断はこちらから

 


カテゴリー: 工務店のSEO  
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