リスティング広告のメリットとデメリット

Webサイトからの集客数を増やし、最終的に契約数を増やすことができるということを目的として、Webサイトを新規に作成したり、リニューアルしています。

集客数を増やすためには、Webサイトが検索結果の上位に表示されることが必要です。

工務店のSEOとしては、コンテンツを充実させ、Webサイト自体の力を高め、検索結果の上位に表示させることをしなければなりませんが、検索結果の上位に表示されるまでには時間がかかります。

検索結果の上位にすぐに表示するための方法として「リスティング広告」があります。

リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告です。そのため「検索連動型広告」ともいわれます。

また、クリックされた回数に応じて広告費用が変わることから「PPC（Pay Per Click）広告」ともいわれます。

検索エンジンで検索を行うと、自然検索の結果だけが表示される場合と、自然検索の結果の最上部や右、最下部に広告が表示される場合があります。

そのキーワードに対して、広告主から広告が出稿されている場合、検索結果に広告が表示される仕組みになっています。

日本で代表的なものは、Googleが提供する「Google AdWords（グーグル アドワーズ）」とYahoo JAPANのリスティング広告「Yahoo！プロモーション広告（スポンサードサーチ）」です。

リスティング広告には、次のようなメリットとデメリットがあります。

│｜リスティング広告のメリット

１.即効性がある

リスティング広告は、出稿の手続きさえ行えば、すぐに自社のWebサイトを検索結果として１ページ目に表示することができます。

工務店のSEOに数カ月～数年の時間をかけることを考えると、即効性が高いというメリットは大きいです。

２.低価格から始めることができる

リスティング広告は、クリックされた回数に応じて費用が発生します。

逆にいうと、クリックされなければ費用は発生しません。

クリックされてもされなくても、一定の費用がかかってしまうバナー広告と比べると、リスティング広告は低予算から始められて、広告予算を決めることができますから、予算を管理しやすい広告です。

３.コントロール自在

リスティング広告は入札制です。

特定のキーワードに対して、入札金額の高い広告文が上位に表示されます。

工務店のSEOは、努力しても何位に表示されるか予測することができないのに対して、リスティング広告はある程度コントロールすることができます。

広告を表示するかしないかの設定や、１クリック当たりの希望単価、１カ月ごとの予算の上限などを、コントロールパネルで簡単に設定できます。

│｜リスティング広告のデメリット

１.クリック率の問題

検索結果に複数のリスティング広告が表示され、その下に自然検索の結果が表示されているとき、リスティング広告を避けて、自然検索の結果からクリックする人が増えています。

広告に対する警戒心があると考えられます。

また、広告をクリックした結果、期待したとおりのWebサイトにたどり着けないという経験の蓄積から、リスティング広告により表示されるWebサイトを避ける傾向が強くなっています。

２.広告費の問題

クリックされた分だけの費用を払えばよいので、リスティング広告は低予算からスタートできる広告としても人気があります。

ただし、あくまで広告です。

広告を出し続ける限り、継続して広告費を払い続けなければなりません。

また、人気のキーワードは単価も高くなり、リスティング広告を表示させ続けるためには高額の予算が必要となります。

この点は、注意が必要です。

リスティング広告のメリットは魅力的ですが、デメリットを考えると工務店のSEOに取り組まなければなりません。

工務店のSEOで、検索結果の上位表示することができれば、無料で検索結果の１ページ目に自社のWebサイトを表示することができます。

リスティング広告に比べてクリック率も高い傾向にあるので、長期的な視野で考えて、工務店のSEOに確実に取り組む価値はあるはずです。

Webサイトを公開した直後は、リスティング広告からの集客に頼り、SEOでの上位表示ができたら広告費用を減らし、工務店のSEOによる集客を増やしていくことが、効果的な方法です。

自社のWebサイトのコンテンツを充実し、リスティング広告に頼らず、検索結果の上位表示を目指したい方は、こちらからお問い合わせください。

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