モバイルと仲良く！

Googleのモバイルフレンドリーアップデートやモバイルファーストインデックスなどによって、Googleがモバイル重視の方針を発表してからかなりの時間が経っています。

Webサイト上でも、Googleはモバイルフレンドリーなページを作ることを推奨しています。

Googleのページに次のような記述があります。

米国では、スマートフォンのユーザーの９４％が地元の情報をスマートフォンで検索しています。

モバイル検索の７７％は自宅や職場で行われています。パソコンがある可能性が高いこれらの場所でモバイル検索が行われているのは興味深いことです。

モバイルフレンドリーなページになっていないと、文字や図表が小さくて見えにくく、不満を感じたユーザー離脱してしまうことや、それでも読みたいと思ったユーザーは、指を使って文字や図表を拡大する手間がかかり不便である点なども、Googleは指摘しています。

このように、Googleは「モバイル対応しているWebサイト」を評価し、検索順位を上げていく方針だということは、工務店のSEO対策をしようとするなら常識です。

『工務店のSEO対策は遅れている！』

と言われています。「ホームページ無料診断」をお申込みいただいた工務店様のWebサイトを拝見すると、未だにモバイルフレンドリーになっていないWebサイトであることに、愕然とすることがあります。

地元のWeb制作会社や社内のWeb担当者は何をしていたのだろう？　と、不思議に思います。

理由はどうあれ、Webサイトを根本的に作り直さなければ、どんなSEO対策をしても無駄だということをご説明させていただき、対応策をご相談させていただいています。

│｜モバイルフレンドリーは対応必須

Webサイトを表示する際に、PCだけでなくスマートフォンなどのモバイル末端で表示したときにも「見やすく使いやすい」表示にしておくことをモバイルフレンドリーといいます。

前に書いたように、モバイルユーザーの急激な増加にともなって、モバイルフレンドリーなWebサイトが必須となっています。

SEOの観点でも、Googleは２０１５年４月に「モバイルフレンドリーアップデート」というアルゴリズムを導入しました。この結果、モバイルフレンドリーになっていないWebサイトは、モバイル検索において順位を下げる結果となりました。

モバイルフレンドリーアップデートは、モバイル末端での順位が下がるだけで、PCでの順位には関係がありません。

モバイルフレンドリーアップデートの導入によって、それぞれのWebサイトは、PCでの順位とモバイルでの順位に違いが出るようになりました。

モバイルユーザーが特定のキーワードで検索してWebサイトを表示したときに、モバイル対応のWebサイトが表示された方が便利です。

モバイルでPC対応のWebサイトが表示されて「文字やボタンが小さくて見えない」という状況を避ける効果もあります。

│｜モバイルフレンドリーになっているかチェックしよう

自社のWebサイトがモバイルフレンドリーになっているかどうか、ご自身で確認したいときは、PCのブラウザの横幅を手動で狭くしてみてください。

ブラウザの横幅に応じてWebサイトのデザインが変われば、モバイルフレンドリーに対応しているWebサイトです。

または、Googleが提供する「モバイルフレンドリーテスト」のページにチェックしたいWebサイトのURLを入力して確認することもできます。

│｜モバイルファーストインデックスとは？

モバイル重視の傾向は、「モバイルフレンドリー」だけではありません。

Googleは、２０１６年１１月にウェッブマスター向け公式ブログに「モバイル　ファースト　インデックスに向けて」を発表しました。

これまでは、Googleの検索順位を決めるためのベースとなっていたのは、PC向けのWebサイトでした。

しかし、モバイルファーストインデックスはPC向けのWebサイトではなく、モバイル向けのWebサイトでの順位を決めていくという方針となります。

Webサイトを立ち上げる際は、「モバイル向けのWebサイト」が必須です。

むしろPC向けWebサイトよりもモバイル向けWebサイトを中心に考えていく必要があるくらいです。

│｜Webサイトのレスポンシブルデザイン

モバイルフレンドリーやモバイルファーストインデックスに対応し、さらにモバイルのお客様に対応するためにモバイルサイトを作成することは工務店SEOのためには必須です。

だからといって、PC向けのWebサイトとモバイル向けのWebサイトとの両方を作って更新していくことは、コストも労力も２倍近くかかってしまうというデメリットもあります。

しかし、レスポンシブルデザインでWebサイトを作成しておけば、一つのWebサイトで閲覧する人の環境に合わせて最適な表示が可能となります。

自社のホームページは、モバイルフレンドリー対応となっているでしょか？

自社のホームページは、レスポンシブルデザインとなっているでしょか？

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