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音声検索をしたことがありますか?
GoogleのCEOであるスンダー・ピチャイ氏は、2016年、
「Googleの(モバイル検索)クエリの20%が、今や音声検索だ」
と、発表しました。
さらに、2020年の音声検索シェア予想は、50%となっています。
アメリカでは2018年12月で、スマートスピーカーの普及率が41%になってというデーターもあります。
アメリカほどではないにしろ、日本でも音声検索のシェアは増加していくと考えられます。
これからの工務店SEOで避けては通れない、音声検索についてお伝えいたします。
│|音声検索ってなに?
「OK!Google」というテレビコマーシャルがありました。
CMにはいくつかのバージョンがありましたが、いずれもスマートフォンに向かって「OK!Google」と話しかけるところから始まっていました。
ここでは「Googleアシスタント」という音声検索ツールが利用されています。
iPhoneの秘書機能である「Siri(シリ)」も音声検索ツールとして有名です。ホームボタンを長押しすると「ご用件はなんでしょう?」と画面に表示され、会話がスタートします。
音声検索とは、検索の際に文字を入力して検索するのではなく、音声で話しかけることによって検索を行う方法のことです。
検索の際に「●●を教えて」「△△はどこ?」「◇◇を教えて」などと質問すると、検索エンジンが検索結果から最適な答えを探し、音声で答えてくれるというものです。
スマートフォンの普及とともに、音声検索は一気に広まりました。
さらに、2017年には「Google Home」「Amazon Echo」「Clova WAVE」などのスマートスピーカーが話題となり、音声検索のシーンはますます増えてきています。
│|音声検索が増えたことでの変化
音声検索は声で話しかけるだけなので、文字を入力する検索方法に比べて「手軽である」という点がメリットいなります。
スマートフォンやさまざまな機器が生活の中に入り込んでくることによって、私たちはより日常的に音声検索を使うようになると想像できます。
◆検索する機会が増える
手軽な音声検索が一般的になると、私たちは今まで以上に頻繁に「検索」を利用するようになります。
いろいろなキーワードが検索され、新たな市場が作られるかもしれません。
◆1回の検索ワード数が増える
音声検索は、文字入力という手間から解放されるので、今まで以上に複数キーワードでの検索が増えると考えられます。
具体的に質問すれば、より具体的な回答が得られるからです。
たとえば、「埼玉 新築」「神奈川 注文住宅 ローコスト」程度の2語、3語での検索ではなく、これからは「埼玉 新築 3LDK 間取り」や「神奈川 注文住宅 ローコスト 建て替え」などと、思いつくままにキーワードを話しかけるようになると考えられます。
◆キーワード検索から文章入力へ
「キーワードの羅列」という検索の仕方は、文字入力の検索では当たり前でした。
ところが音声検索が一般的になってくると「横浜市で安く建て替えをしてくれる工務店はありますか?」「埼玉県で土地探しから新築住宅を建ててくれる会社はありますか?」などのように、文章で会話するような検索の仕方が多くなってきます。
◆あいまいな言葉や感情そのままの検索も増える
文字入力での検索を行う場合、私たちはできるだけ少ない文字数で、できるだけ少ない検索回数で、目的のページにたどり着きたいと思っています。
検索する前に「こんなキーワードを入力しよう」と、ある程度考えてから検索をはじめます。
音声入力の場合は、文字入力よりも格段に手軽に検索できる環境となるので、「どんなキーワードを入力しようか?」と、考える間もなく、気持ちのまま、勢いで検索するようになると思われます。
例えば、工務店の施工事例を探すとき「自然素材 2階建て 3LDK」などと検索にヒットしやすいキーワードを入れるのではなく「オシャレでかわいくて、たっぷりのリビング収納」と検索するかもしれません。「オシャレ」「かわいい」「たっぷり」などは主観的であいまいな言葉です。
「楽しい」「失敗した」「うれしい」などの感情をそのままつぶやくような検索も増える可能性があります。
このように、検索のバリエーションが大幅に増えることが予測されます。
│|音声検索によってSEOはより難しくなる
音声検索が広まっても、Googleの基本的なアルゴリズムは現状のアルゴリズムを踏襲すると思います。
ただし、文字検索の場合は、検索ユーザーが検索結果の画面を見て、どのWebサイトを開くか決めていました。
2位や3位、それ以下の順位であっても、Webサイトに訪問してもらえる可能性がありました。
しかし、音声検索の場合は、読み上げられるは1位のWebサイトのみとなります。
音声検索の場合は、1位でなければ検索ユーザーと出会えないという厳しい状況が待っています。
│|キーワードの洗い出しが難しくなる
音声検索によって、ユーザーごとに検索の仕方が多様化してきます。
文章での検索、質問形式での検索、あいまいな言葉での検索、感情を表す言葉での検索など、ユーザーの検索方法が今まで以上に複雑になるので、そういった意味でも、キーワードの洗い出しが難しくなり、戦略が練りにくくなります。
音声検索はこれから増えてくる検索方法です。
いまから音声検索の動向に注意して、対策を考えていくことが大切です。
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