良質なオリジナルコンテンツの作り方

コンテンツというと文章だけでなく、動画コンテンツや漫画コンテンツなど、さまざまな種類のコンテンツがありますが、基本となるのは文章コンテンツです。

文章を書くのが苦手ない人は、他のホームページを参考にしようと考えるかもしれませんが、ホームページに書いてあることがすべて正しいとは限りません。

││ネットリサーチの危険性

ネットリサーチをして文章を書こうとすることはとても危険なことです。

なぜなら、Webサイトに掲載されている情報は、必ずしも正しいとは限らないからです。

インターネットの特徴は、誰でも情報発信することができることです。

偽名、ニックネーム（ハンドルネーム）、または無記名での情報発信も多数存在します。

インターネットの情報が正しいかどうか見極めて使うことが大切です。

ネットリサーチを行う場合は、その情報が正しいか見極め、一次情報にあたるようにすることが重要です。

そして、ネットリサーチは参考までにして、オリジナル原稿を作ることが基本です。

││オリジナル原稿の作り方①自分の体験を書く

たとえば、「家づくりの失敗談」の原稿を書くとします。

「家づくり　失敗」や「家づくり　後悔」と検索すると、個人のブログや住宅建設会社・ハウスメーカーなどのホームページなど、たくさんのWebサイトがヒットします。

これらのWebサイトを読み込んでいけば、１記事を書き上げることも簡単にできます。

ただし、これらをオリジナル原稿とは呼べません。

他社のWebサイトの原稿を組み合わせただけの原稿では、ユーザーを満足させることができないからです。

そこで「やってみた記事」を書くことに挑戦してみてください。

自分自身の体験を書くことになるので、完全なオリジナル原稿となります。

たとえば、次のような個性的な記事が書けると思います。

・ネットで見たレイアウトそのままに家を建てたら、使いにくかった。

・キッチンの定価と実際の価格の違い

・ハウスメーカーごとの営業マンの対応

・住宅見学会体験談

・住宅ローン相談してみた

││オリジナル原稿の作り方②取材する/インタビューする

BtoB企業のWebサイトなどで増えているのが、取材記事やインタビュー記事です。

「自社の製品の良さを伝えたい」というページを作りたいときに、自社の人間が語った内容では説得力が弱くなります。

自社の製品を使ってくれているお客様を訪問して、話を聞いてコンテンツにまとめるのです。

たとえば、こんな質問をして取材をすすめます。

「注文住宅で家を建てようと決めた理由は何ですか」

「数ある住宅建設会社の中から自社を選ばれた理由は何ですか」

「プランニングの際のエピソードを教えてください」

「施工中、職人の対応はいかがでしたか」

「住んでからの生活の変化を教えてください」

││オリジナル原稿の作り方③アンケートをとる

アンケート結果もインターネット上にはたくさんありますが、コピーして自社サイトに掲載することはできません。

自社でアンケートを実施して、自社のコンテンツとして掲載しなければなりません。

アンケートをとるためには、ある程度の人数のアンケート先が必要です。

自社でその人数を集めることが難しい場合は、アンケート会社を利用することも検討します。

││記事の重複を避ける

原稿を書く際に、引用を使うことがあります。

引用とは、自分以外が所有するコンテンツの一部を、自分のコンテンツのなかに書き記すことです。

他者のコンテンツをコピー&ペーストで利用することになるので、SEO的には重複コンテンツとしてみなされてしまう危険性があります。

このような場合に、引用タグを使います。

自分のコンテンツのなかに「国土交通省の資料を引用します」と書いたとしても、Googleのロボット（クローラー）には伝わりません。

そこで、クローラーに対して「この文章は引用ですよ」と宣言するタグを使います。

“blockquote”が引用タグです。引用部分の先頭から最後までを<blockquote>タグで囲むことで、重複コンテンツのペナルティを避けることができるようになります。

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