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ネット集客今昔

「今、SNS集客が効果的」

ということで、InstagramやFaceBook、TwitterなどのSNS集客に取り組んでいる企業も多いことと思います。

しかし、SNS集客で成功している企業はほとんどありません。

その理由は、SNS集客に対する勘違いが根本にあります。

 

││過去のSNS集客

SNS集客今昔

過去、SNS集客で成功するためのポイントに次のようなものがありました。

・高頻度で発信する(商品紹介やキャンペーン情報中心)

・フォロワー数を増やす

これは、SNS集客で成功している大手企業が実施していることで、今でも間違いというわけではありません。

しかし、大手企業は多額の予算と多くの専門の人材、時間を使い運用しているということを忘れてはいけません。

中小企業が大手企業と同じことをしようとしても、予算や人材を揃えることは不可能です。

つまり、中小企業が大手企業と同じことをやろうとしているから、うまくいかないのは当たり前ということなのです。

 

││消費者の行動モデルの変化

SNS集客今昔

かつて、マーケティング業界では「AIDMA」という消費者行動モデルがありました。

AIDMAとは、Attention(認知)・Interest(興味)・Desire(欲求)・Memory(記憶)・Action(購入)の頭文字であり、消費者が商品を購入するまでの過程を5つのプロセスに分けたものです。

消費者行動モデルがインターネットの普及とともに「AISAS」に変化しました。

AISAS(アイサス)とは、Attention(認知)・Interest(興味)・Search(検索)・Action(購入)・Share(共有)の頭文字であり、インターネットの普及した現代にマッチした消費者行動モデルです。

さらにSNSの普及とともに、「SIPS」というこう行動モデルが生まれています。

SIPSとは、Sympathize(共感する)Identify(確認する)Participate(参加する)Share&Spread(共有・拡散する)の頭文字を取ったものです。

AIDMAやAISASではマスメディアの広告で知って「検索」するという購買行動の始まりでしたが、SIPSの場合は、まず消費者はtwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで「共感できる」(Sympathize)情報を見つけ、それについて検索し情報を確認する(Identify)。

その後、購入には至らないが、TwitterのリツイートやFacebookの「シェア」などで他人に勧めるという行動を取る人もいる。

このような購買を伴わない行動を「参加する」(Participate)と呼ぶ点がSIPSの特徴となります。

そのような消費者がソーシャルメディアでお互いの情報を「共有し」(Share)、その情報がさらに別の消費者によって「拡散されていく」(Spread)ことが最後の(Share&Spread)です。

このような情報を拡散する役目を担うのが企業ではなく消費者自らであることがSIPSの重要な点で、消費者であるからこそ他の消費者の共感を呼びやすくなるのです。

 

SNSの場合、顧客の行動モデルが根本的に違ってきます。

この違いを理解することがSNS集客成功の基本となります。

 

SNS集客のご相談はこちらから「お問合せ

 


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