スマホサイトはスマホでチェック！

前回、「２０～４９歳の９０％以上が、スマホでインターネットに接続」というお話をしました。

スマホサイトを持っていない企業様はないと思いますが、スマホサイトをPCサイトと同じように考えては目標とする集客を見込むことはできません。

││スマホサイトの基本

現在、SEOはスマホサイトを最適化することを第一に考えなければなりません。

そのために重要なことは、

・スマホサイトにすべての情報を載せる

・スマホサイトで使いやすくする

・スマホサイトを早くする

の３点です。

ホームページをリニューアルし、スマホ対応のページを作ったとすれば、スマホでそのページを確認しなければ意味がありません。

「PCの方が慣れているから」「スマホ外面は小さくて見ずらいから」というのは理由になりません。

お客様は、「スマホの方が使い慣れている」「スマホの小さい画面でサイトを見ている」からです。

自分が使いずらいとすれば、サイトに訪れたユーザーも使いずらさを感じているかもしれません。

自分が見づらいと感じているのならば、ユーザーも見づらいと感じているかもしれません。

とにかく、自社のサイトがスマホでどのように見えているのか、どのように使えるのかは、スマホで確認することが必要だということです。

││スマホサイトはスピードも重要

Googleは昨今、サイトの表示速度を重視しています。

それは回線状況が不安定になりがちなスマホで、いかに速くサクサクと閲覧できるかを考えてのことです。

そして2021年6月中旬には「Core Web Vitals（コアウェブバイタル）」というユーザー体験、つまり操作性に関するものがランキング指標となりました。

そのために少なくとも、不良のURLが大量に出ていたり、流入の多い重要なページで指標よりかなり悪い場合は該当箇所を改善した方が良いです。

「速く快適に操作」は、SEOはもちろん、広告においてもは大事なポイントとなります。

││スマホ画面の理解

PCとスマホで一番違うのは「画面」です。

スマホ特有の縦長の小さなスクリーン、そしてタップやスクロールなど特有の操作、中にはSEO的に評価されない見せ方や実装方法もあります。

逆にPCサイトでは評価されなかった折りたたみメニューは、UX目的であればスマホではOKとなります。

スマホサイトが評価されるようになると、PCのように「h1タグが……」「リード文が……」「キーワードの内部リンクが……」という時代ではなくなります。

無限スクロールやカルーセルなどを実現しているJavaScriptの適切な処理、そして回遊しやすいナビゲーションの設計がスマホSEOの肝となります。

最善のナビゲーションはUXを向上させ、それは結果的に広告にも良い影響を及ぼすと思います。

＜UXとは＞

ユーザーエクスペリエンス（User eXperience）の略称で、プロダクトやサービスを通じて得られるすべてのユーザー体験を意味しています。

簡単にいうと、「使い勝手が良い」「印象的な見た目をしている」など、サービスを利用する中でユーザーが感じたことがすべてUXとなります。

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