高室 の紹介

株式会社チタン シニアコンサルタント 大学在学中にパソコンに嵌り、ハードウェア弄りが大好物。 WEBだけでなく、様々な分野の幅広い知識と経験が持ち味。

今更聞けないアナリティクスの見方

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いつもWEB集客道をご覧いただきありがとうございます。高室です。

 

弊社に限らず、WEB集客会社とお付き合いしている企業様はアクセスレポートといった

報告を毎月受けられていると思います。

 

しかしながら単語や考え方が独特な為、何を報告されているのが正直わからない担当者

の方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、基本的な事ではありますが今更人に聞きづらい単語の説明を致します。

 

●セッション

●ユーザー

●ページビュー

 

さて、上記3つの区別はつきますか?

 

例えばある4人がそれぞれがあるサイトを別々のPCから2回訪れて、そのサイトで

3ページずつ見たとします。この場合のそれぞれの数は下記となります。

(但し、2回の訪問は30分以上の時間をあけて行われたとする)

 

●ユーザー 4人=4

●セッション 4人×2回=8

●ページビュー 4人×3ページ×2回=24

 

ユーザーとは「固有の」利用者です。※1

サイト内に流入してから離脱するまでの一連の流れをセッションといいます※2

ページビューとはそのサイトで何「ページ」見られたか という意味です。

 

同一セッション内に同じページを何回更新ボタンを押してもページビューは増えません。

 

それでは、上記を区別する理由は何か?ですが、非常に簡単な理由を上げると、

 

ユーザー数は単純にサイトに訪れた人数なので、サイトの露出度の高さを測る事ができます。

(検索順位や広告の効果が単純にわかります)

 

セッション数はそれに加えて、同じ人が数回訪れても加算されるのでサイト自体の価値も

付加して考慮する事ができます。

(ユーザー数に比べ多い場合、参考にした記事を2度・3度と見てもらえていると予測できます)

 

ページビューはそのサイト内をどれだけ見てもらえたかなので、メニューが魅力的である

(「回遊性」が良い)と、とらえる事ができます。

 

もちろん、本来はその他の数値を見て総合的に考える必要がある為、上記はその他の数値や

条件を無視した一つの理由づけにすぎません。

 

是非、WEB集客会社の報告書を「よくわからない」と放置せずにご覧いただく事をお勧めします。

 

※但し、同じ人が端末やブラウザを変えた場合別のユーザーとカウントされます

※但し、おおよそ30分以内に同じサイトを何度訪れてもセッションは増えません。

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WEBサイトの用途とマルチデバイス

こんにちは。高室です。WEB集客道をご覧いただきありがとうございます。

 

さて、以前に「そのサイトは閲覧者にとってどんな価値をもたらすか」という

視点で制作・更新をしていかなければならないという話を致しました。

 

今回はマルチデバイス(主にPC+スマホ)化によってその「価値」も変わる

という例をお伝え致します。

 

WEBが無くメディアといえば電波放送を除けば紙の時代には、店舗に顧客を

呼び込むための部品としてわかりやすい地図を印刷するのが一般的でした。

 

わかりやすくする為に、正確な地形より印象的な建物や大きな通りを目印

として、細かい道路の曲線などは全て省くのが一般的です。

 

さて、この流れでPCが主になった後も簡易地図を載せる事が当たり前でした。

 

グーグルマップをサイト内で表示する会社が徐々に増え、今ではそちらの方が

一般的ですが、わかりやすい地図はユーザーにとって一定のメリットがありました。

 

しかし、今はどうでしょうか?特に、スマートフォンを利用するユーザーは、

スマートフォンで地図を見ながら移動する事が多いです。

 

このようなユーザーにPC画面では見やすくてわかりやすい地図を用意しても、

スマートフォンでは大きさの問題で見ずらい上にGPSとの連動もできません。

 

したがって、スマホ用にGPSと連動する部品(Googleマップが一般的になっています)を

用意するのが、顧客にとって親切な設計と言えます。

 

一方詳細な問合せを想定した場合、スマートフォンで収まる程度の文字数で

設定してしまうと色々聞きたい(書きたい)顧客にとっては、要望を伝えきれず

物足りなさを感じさせてしまいます。

 

マルチデバイスが当たり前となった今、想定する顧客により最適化したコンテンツを

作成するのは勿論の事、顧客がどのシーンでそのコンテンツを見るのか、ユーザーを

点でとらえるのではなく、一連の線として認識し設計する事が求められています。

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サイトリニューアルの落とし穴

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こんにちは。高室です。

 

ここのところ、「Webからの反響が無くて困っている。対応策を提案して欲しい」という

お問い合わせをよくいただきます。

 

大きく分けて、「サイトが非常に古い場合」にはサイトリニューアルがどうしても必要

になります。「新しいサイトだが反響が無い」場合はコンセプト・訪問者のニーズ解決・

ファーストビューの明瞭さ・画像の質や文字とのバランス・他コンテンツへの導線等、

細かいチェックを行い、各部分を改善する事からスタートします。

 

さて、サイトリニューアルしたのに反響が落ちた・・・とお嘆きのWeb担当者も少なく

ないのではないでしょうか。

特に、ドメイン移管せずに新規取得した場合にはSEOの観点では「無」からのスター

トになります。それだけで、反響は古いドメインより落ちる可能性が高いです。

 

また、リニューアルしてデザインも綺麗になりコンセプトは明確、自社の強みも出て

いるし・導線も考えてある・・・にも関わらず、その後の更新が止まってしまっている。

この場合も検索順位は下がってしまいます。

 

よくありがちなパターンとして、リニューアルをWEB制作会社に任せっきりにしてしまい、

「作って終わり」にしてしまう。

もしくは、初期の制作コストはコストパフォーマンスが良く見えるが、コンテンツ追加や

新規ページ作成が割高な契約で運用は自社で行う事にした・・・というパターンが散見

されます。

 

WEB制作もビジネスですから、どこかで収益を上げなければなりません。

「業界トップクラスの低コストでサイトリニューアル請け負います」といった相手に任せる

場合、信頼できる相手であるか確認が必要なのは勿論の事、制作後の運用を「誰が」

「どこまで」行う事ができるのか、運用方法まで考慮する事が必要です。

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そのWEBサイトは閲覧者にとってどんな価値がありますか?

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こんにちは。高室です。WEB集客道をご覧いただきありがとうございます。

さて、今回は「WEBサイトが顧客(閲覧者)にどんな価値をもたらすのか」につ

いて書きたいと思います。

 

コンバージョンが少ない・・・多くの企業経営者やWEB担当者にとって共通の

悩みではないでしょうか?

 

・サイトリニューアルもして、デザインは美しい。

・タイトルもディスクリプションも最適(と思われる)言語を設定している。

・一般的なコンテンツは揃えてある。

 

一定のレベルを持ったWEB制作会社に制作を依頼したにも関わらず、結果に

つながらないサイトのありがちな落とし穴です。

 

さて、それでは美しいデザインのサイトは訪問者にとって価値があるのでしょうか?

タイトルやディスクリプションは訪問する為に必要でも閲覧者はそれを重視するでしょうか?

他社と同じようなコンテンツは目を留める価値を感じてもらえるでしょうか?

 

上記は、あくまで「必要条件」であって「十分条件」ではありません。

一定のレベルを持ったWEB制作会社は、デザインも美しく、SEO対策も考慮されており、

ページ数も相当数作ります。少なくとも閲覧数を稼ぐための最低条件は満たしています。

しかしそれは閲覧してもらう為の工夫であって、閲覧者にとってのメリットではありません。

 

そのサイトには探していた解決策が掲載されているのか。

そのサイトから安心感を得られるのか。

そのサイトには他にも類似・関連する疑問の答えがあるのか。

 

閲覧者(顧客)にとって欲しい情報が掲載されていなければ、閲覧者が多くても

直帰率が高いサイトになってしまいます。

 

SEO対策・リスティング広告ともに費用をかけ力を入れているにも関わらず、コンバージョンに

つながらない場合、(ページビューやセッションが一定数あるならば)もう一度原点に戻り

閲覧者のどんな疑問や問題を解決できるか、再検討が必要かも知れません。

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小さな小さな積み重ね

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こんにちは。高室です。

当ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

さて、当ブログをご覧いただいている方は、何か効果的な集客方法は無いかとお探しで

たどり着かれたのではないでしょうか?

集客をお手伝いする立場としては、すぐに効果があがる手法をご提案したいのはやま

やまですが、残念ながらそのような手法は存在しません。

 

先日、あるサイトの改善方法を社内で議論する機会がありました。

制作されてからある程度時間が経っているサイトのようでして、簡単な項目からチェックを

開始したところ「title」が検索エンジンを意識したワードになっていないという問題が見つかりました。

こういった細かい部分は気づきづらい上に、最適な言葉を設定したとしても効果はすぐには現れません。

しかし、それでもこういった細かい設定や調整を長い年月きちんと続けるか、放置してしまうかで、半年後・1年後には違いが出て参ります。

もちろん、その他にもいろいろと改善すべき点はありますが、はっきりしているのは小さな事の

積み重ねがいつか大きな差に代わるという事です。

SEO/SEM 対策とはよく聞きますが、まずは下記のような基本を愚直なまでに順守する事が重要です。

http://static.googleusercontent.com/media/www.google.co.jp/ja/jp/intl/ja/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide-ja.pdf

 

 

 

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4/21からグーグルの検索ランクにモバイルが関係するようになりました

今年の2月末にグーグルから発表された、検索ランク決定のアルゴリズム変更が4月21日から行われます。

 

 グーグル WEBマスター向け公式ブログ

 http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html

 

本ブログでもスマホについて何度も投稿されていますが、グーグルが「モバイルフレンドリー」要素を検索ランクに反映させる事を受け、スマホ重視の流れはますます加速しそうです。

 

自社のWEBサイトがモバイルフレンドリーであるか確認したい担当者様は

 

https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

 

こちらのモバイルフレンドリーテストを実施されてはいかがでしょうか。

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