デジタル広告詐欺について(3)

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デジタル広告詐欺についてこれまで2回、書いてまいりました。

そもそもデジタル広告詐欺というのは何が目的なのでしょうか?

 

簡潔に言いますと「悪意のある者がBotを使って無意味なインプレッションを

発生させることにより収益を得る」ということが目的です。インプレッションを

増やして広告主に広告料を支払わせそれを収益にする。

 

まさに広告主からするととんでもない話です。

広告を見ているのは人ではなくBotが見ていることを演出しているだけなの

ですから。広告の成果には全くつながりません。

 

インプレッションを増やすことで広告料を発生させますので、デジタル広告

詐欺が発生しやすいのは

  • ディスプレイ広告
  • 動画広告

となります。これらの広告を出しているとデジタル広告詐欺のターゲットに

なる可能性があります。もともとユーザーの潜在ニーズに働きかけることを

主眼としている広告ですので、インプレッションがあっても検索連動型広告

のようにコンバージョンをするかというとそうでもありません。

 

ですからなおさら、詐欺にあっていてもインプレッションは多いのに・・・とい

うことで済まされやすく、気が付きにくい部分があります。

 

これらの悪意のある者が使うBotは場合によっては家庭のパソコンなどに

侵入したプログラム(スパイウェア)などを通して、一般のユーザーのパソコン

を介し、ウェブサイトにアクセスしインプレッションを増やすなど、手口も巧妙に

なってきております。

 

ディスプレイ広告や動画広告を出稿する場合、日本でもデジタル広告詐欺が

あるかもしれないということは頭の片隅に入れ、運用していくことが必要です。

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