デジタル広告詐欺についてこれまで2回、書いてまいりました。
そもそもデジタル広告詐欺というのは何が目的なのでしょうか?
簡潔に言いますと「悪意のある者がBotを使って無意味なインプレッションを
発生させることにより収益を得る」ということが目的です。インプレッションを
増やして広告主に広告料を支払わせそれを収益にする。
まさに広告主からするととんでもない話です。
広告を見ているのは人ではなくBotが見ていることを演出しているだけなの
ですから。広告の成果には全くつながりません。
インプレッションを増やすことで広告料を発生させますので、デジタル広告
詐欺が発生しやすいのは
- ディスプレイ広告
- 動画広告
となります。これらの広告を出しているとデジタル広告詐欺のターゲットに
なる可能性があります。もともとユーザーの潜在ニーズに働きかけることを
主眼としている広告ですので、インプレッションがあっても検索連動型広告
のようにコンバージョンをするかというとそうでもありません。
ですからなおさら、詐欺にあっていてもインプレッションは多いのに・・・とい
うことで済まされやすく、気が付きにくい部分があります。
これらの悪意のある者が使うBotは場合によっては家庭のパソコンなどに
侵入したプログラム(スパイウェア)などを通して、一般のユーザーのパソコン
を介し、ウェブサイトにアクセスしインプレッションを増やすなど、手口も巧妙に
なってきております。
ディスプレイ広告や動画広告を出稿する場合、日本でもデジタル広告詐欺が
あるかもしれないということは頭の片隅に入れ、運用していくことが必要です。
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