広告の上限クリック単価を決めるための3つの指標

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PPC広告を出稿するのに必要なことはいろいろありますが、とりわけPDCAを回していくためには目標設定が必要です。そんなことはビジネスとして当たり前なんですが、この当たり前が実はなされていない場合が多いように感じます。

 

もともと、紙の広告から入った人だとなおさらそういう認識なのかもしれません。それでも紙の広告であっても反響率は計測している。紙の広告の反響率の目標を定めている企業ならば、PPC広告においても目標を設定してPDCAを回しましょう。

 

目標を決めるとPPC広告に求める数字が見えてきます。特に上限クリック単価をどう考えるかは重要なことです。その上限クリック単価はどうやってきめればよいでしょうか?

 

上限クリック単価を設定するのに必要な3つの数字

ではPPCの上限クリック単価は何をもって設定するべきでしょうか?今回はCPCを課金タイプとする広告で考えてみましょう。必要な数字過去の実績で計算された下記の3つです。

 

1件のコンバージョンで得られる平均売り上げ

1件のコンバージョンで得られる利益率

コンバージョン率

 

1件のコンバージョンで得られる平均売り上げに利益率をかければ1件のコンバージョンで得られる利益がわかります。さらに今までのコンバージョン率をかけると1件のクリックで得られる利益が見えます。

1コンバージョンで得られる売り上げ×利益率×コンバージョン率

こういう計算です。つまり、赤字にならないことを考えるのであれば、これが上限クリック単価になります。ただ、これでは目標を達成できないというならば、出稿内容の見直し、ランディングページの質の見直し、買っていただく商品の見直しなどバランスをとりながら改善必要です。そのためにもPDCAを回しましょう。

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WEBにおけるPDCAサイクルとは?

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※写真と本文は関係ございません。

WEBディレクターの秦です。

あなたは「PDCAサイクル」という言葉を聞いた事ありますか?

Wikipediaによると

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-actcycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。

Plan(計画)→ Do(実行)→Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

とあります。

PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものになります。

1.Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する
2.Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う
3.Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
4.Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする

ホームページを作って検索エンジン対策をやる場合、
必ず、このPDCAを繰り返します。

新規で作ったホームページやリニューアルしたてのホームページは、
最初は狙ったキ−ワードで検索しても圏外だったり、上位表示
されていない場合がほとんどです。(後発のサイトで情報が少ないケースが多い理由から)

で、どうするか?

経験から申し上げますと、半年〜1年はブログ記事を書き続けたり、
下層ページに重要なコンテンツ(ページ)を作り続ける必要があります。

そうすると、Googleから認められたページ=ユーザーにとって有益なページは、検索キーワードで上位表示されるようになります。

そうすると、検索エンジンから訪問した訪問者からの問い合わせや注文が増えてきます。

これを続けると、Googleに認められたページが増えていき、アクセス数の増加とともに、安定的な反響が望めるようになります。

ですが、このように最初からパーフェクトにうまくいくケースは稀です。
(クライアント様ごとに周りの状況やサービス内容が異なる為)

なので、まずは計画をたてて実践し、それを評価した上で、次の改善を行う!

そしてこれを繰り返すことが、いつしか成功につながります!

仮説を立てて失敗する事はよくある事です。

なので、気にせずにどんどんチャレンジして、PDCAサイクルをまわしていきましょう!

そのPDCAサイクルをまわす際に、必要なのが、訪問者の目線にたったコンテンツ(ページ)をつくり続けているか?

サービスが魅力的か(本物か)?

それをうまく画像(写真)やコピー(文章)で伝えているか?

などになりますが、こちらは又の機会に書いてみたいと思います。
本日も最後迄お読みいただきありがとうございました。
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