EFO【エントリーフォームの最適化】の話 その2
さて、前回の終わりにこのように書きました。
“入力フォームの最適化は、それらに比べ「早く」「確実に」結果につなげることが可能な施策です。”
では、どのようにすれば問い合わせのコンバージョン率(CVR)を上げることが出来るのでしょうか。
基本的な入力フォームはこのようなものだと思われます。
入力項目に漏れがなく、入力内容が間違いなく送られるようであれば、一応フォームは完成です。
では、“最適化”に向けていきましょう。
●フォームに集中してもらいましょう
せっかくお問い合わせフォームまで来てくれたのに浮気させてはいけません。
フォームの周りやヘッダー、フッターの不要なリンクが離脱の原因になってしまいます。
サイト運営者としてはいろいろとメニューを用意して、ここぞとばかりにリンクを
貼っていたりするのですが…
コンバージョンであるお問い合わせフォームに訪れたユーザーに対しては逆効果。
コンビニのレジ前で、おでんを売らないといけない期間なのに
おでんを見ているお客様に「からあげいかがですか」と声をかけるようなものです。
●項目そんなに必要ですか?
どれだけ記入してもらう項目を設定していますか?
会社としては相手のことを知るため、セグメントするためなど
いろいろな情報を項目増やして手に入れたいところ…
ですが、逆の立場になった時どう感じるでしょうか。
考え方としてEFOは項目を減らす方向です。
本当に必要なものか検討してみることが必要になります。
●行動は最小限で
基本的なことですが、見た目や行動中に「面倒くさい」と思われたら
離脱率がアップしてしまいます。
例えば
郵便番号入力欄「-」で区切って2つある
電話番号入力欄「-」で区切って3つある
これらを1つにすれば、それだけでカーソル移動が3回減ります。
他にも住所やメールアドレスなども分割されていますね。
さて今回はここまでですが、
見た目はこのように変わりました。
<Before>
<After>
次回もまだまだ続きます(残り12項目)
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