集客のキーワード

これまで断片的に記事を書いてきましたが
これからは全体的なWebマーケティングの基本的なお話を
全6回でお伝えしていこうと思います。
※内容としては工務店様向けになっています。

第1回は キーワード

キーワードと言いましても、SEO的順位がどうこうというお話ではありません。
集客についての考え方のお話です。

唐突ですが、質問です。
さて、ホームページを作りました。
どんな人に訪れてもらいたいですか?

まぁ、もちろん、家を建てたいと考えている人やリフォームしたいと考えている人、でしょう。

では、質問を変えます。
家を建てたい、リフォームをしたいと考えている人は、どんなキーワードで検索するでしょうか。
そして作ったホームページには、どんなキーワードで検索した人に訪れてもらいたいですか?

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家を建てたいと考えている人にはいろんなパターンが考えられます。
書籍や雑誌から調べ始める人もいれば、インターネットからの人もいます。
親族や知人の情報をきくかもしれません。
たまたま入っていたチラシや配布していたミニコミ紙をみるかもしれません。

時間が経つにつれ得ていく知識も増えてくるでしょう。
選択肢も出てきます。

新築なのか中古なのか。
価格帯はどのくらいか。
自然素材や断熱などにこだわりがあるか。
いやいや一戸建てよりマンションがいいかも…etc

こうなってくるとインターネットで検索する場合、十人十色といいますか
いろんなキーワードの組み合わせがたくさん考えられます。

もう全てのキーワードで集客しようなんてレベルではありません。

ですが、実は、外せないキーワードのヒントはすでに上記に出ています。

・親族や知人の情報
・たまたま入っていたチラシや配布していたミニコミ紙

一工務店としては、全国の人にでみてもらいたいわけではないでしょう。。
施工エリアが決まっていますので、その地域で建てたい人を集客すれば良いわけです。
チラシやミニコミ紙、もしくは看板などで目にする頻度が高ければ、会社名もすぐに
思いつくかもしれません。

そう、
「地域」と「会社名」

これは100%外せないキーワードです。

ここにプラスαでいくつか足してホームページのTOPページと呼ばれる
入り口に誘導してあげるわけですが、プラスαは各会社によって変化しますので、
ご相談ということで濁しておきます。

また、なにもホームページの入り口は1つではないので、TOPページとは違うキーワードの
お客様をターゲットとする場合は、別のページから入ってもらうようにすればいいわけで、
集客の幅を広げることが可能です。

ここで…すでにお気づきになってるかと思われますが、ホームページを作ったからといって
正直すぐに集客できるわけではありません。

これまでの手法であったチラシなども複合的に活用していくことが、現在の集客では重要になっています。
理由については第2回以降で説明いたします。
※チラシによくある「○○で検索」などと書いておくとか有効です。もちろん検索に出ることは確認済みのキーワードで。

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ということで、集客としてのキーワードの考え方は
・「地域」と「会社名」は必須。
・プラスαはターゲットによって決める。
になります。

そうすることが、実はより見込み度の高いお客様を集めることにつながっていくのです。

次回11月5日更新
第2回 ホームページの役割 につづく
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YouTubeのチャンネル名について?

YouTubeのチャンネル名についてですが、簡単にいうと、「〇〇チャンネル」という名前の放送局を持つと想像してみてください。

テレビの場合でも放送局によって特色が違うように、チャンネルによってその会社の特長やサービスの特色をだすようにします。

チャンネル名は、例えば、地域で一番建築に詳しい設計事務所さんだったら、

「○○市で一番、建築に詳しく、優しく伝える設計事務所」というYouTubeチャンネル名をつけると良いでしょう。

例えば、自然素材の家を強みにしている住宅会社さんであれば、

「○○市で一番、自然素材住宅を建てている健康住宅専門店」というYouTubeチャンネル名をつけると良いでしょう。

というように、コンセプトをYouTubeチャンネル名に設定すると良いです。

あとは、出演する人のキャラクターも大事になってきます。まるで一つのコンセプトをもったタレントのごとく振る舞う必要もあるでしょう。または解説者に徹するのも良いですね。

例えば、タレントの渡辺篤史さんのように建物を探訪してみるのも面白いですよね。パッと見た人にはわからない建物の魅力をわかりやすく伝えてもらえると、訪問者にとっての役立ちコンテンツになります。さらに、動画のなかで家を建てるコツとか、豆知識なども、役立ちコンテンツです。訪問した人が動画を見たことによってなんか得しちゃったなーと感じてもらえれば、再訪も期待できますし、ブックマーク(お気に入り)やチャンネル登録をされる可能性もあります。

面白いと思っていただければ、SNSで広めてくれる可能性だってあります。

こんな動画を見つけましたのでご紹介します。
川越の設計事務所
住宅会社さんのスタッフさんが、引き渡し間近の建物の、素晴らしい点やこだわりなどを紹介している動画なのですが、こういう動画であれば主役としてではなく建物の紹介者として出演する訳ですから、しゃべりやすいでしょうし、あなたもその気にさえなれば量産することができると思います。

なぜ量産するのか?

というと、そのほうがGoogleの検索エンジンにひっかかりやすいからです。

まずは、知ってもらうことが大事ですからね。あなたも頑張ってまいりましょう!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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動画をページに埋め込んでインターネット上の露出を増やす方法

動画をページに埋め込んでインターネット上の露出を増やす方法ですが、まず最初に、自社の強みを明らかにしたうえでコンセプトをつくります。ホームぺージ・ブログと共通のテーマが良いですね。

例えば、クルマの本革シート張替えが本業でしたら、張り替えた本革シートのご紹介をYouTube動画で行います。動画で見せた商品は一枚の画像と比べ多くの情報が含まれ、より魅力的につたわります。

しかし、せっかくよい動画ができたとしても見る人がすくなければ、宝のもちぐされです。一番大切なことはインターネット上の露出を増やす事です。色んな経路から訪れてもらい、商品の価値や魅力を知ってもらう事です。

クルマの「車種名」や「本革シート張替え」というキーワードをYouTubeのタイトルに入れて投稿すると、ライバルが対策をしてなければ、その動画はGoogleの検索エンジンで検索した際に、多くのWEBページを差し置いて上位表示されたりします。

その車種名に検索ニーズがあればあるほど検索需要が増えるので、上位表示したYouTube動画をたどってWEBページへの流入数が増えます。

更に、そのYouTube動画をブログで貼り付けて紹介します。FaceBookをやっている場合は、そのブログを紹介します。そうすると、今度は、そのブログページが車種名+本革シート張替えのキーワードでGoogle検索をした際に上位表示したりします。場合によっては、ブログ・ホームぺージ・動画が検索上位に並ぶことも珍しくありません。

動画を含んだWEBページは含まないページと比べると、Googleの検索結果で1ページ目に出てくる確率が最大53倍もあると言われています。

米調査会社のForrester Researchは、動画の埋め込まれたページは、埋め込まれていないページと比べて約53倍の確率で検索結果の1ページ目に表示されると報告。       出展:マーケジン 

これが動画をページに埋め込んでインターネット上の露出を増やす方法です。

過去にもこんな記事を書きました。
検索エンジン対策に効く、魅力あるコンテンツとは・・・

で、これを住宅会社様や工務店様に置き換えると・・・

次回YouTubeのチャンネル名とともに説明いたします。

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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自社ブログと無料ブログ、集客を本気でするならどちらを選択するべきか?

こんにちは。福嶋です。

最近、PPC広告のことだけでなくSEOのことなどいろいろな話題をお客様と

打ち合わせしたりアドバイスをしております。

 

その中でよくお話しさせていただくのがブログの話です。

 

無料ブログで集客できない3つの理由

もともと、Webに集客をするためにブログを行っている企業が多いと思います。

では実際、御社のブログは集客できてますか?

 

大抵の企業ではブログで集客できていないのではないでしょうか。

 

それにはいろいろな理由がありますが、大きな理由の一つが外部の無料ブログを

使ってブログを一生懸命書いているということが挙げられます。

 

Amebaブログ、Livedoorブログ、Yahooブログなど本当にいろいろな無料ブログ

サービスがあります。ただ、その無料ブログを使用することで集客につながるか

というとこれはとても難しいのです。

 

▼無料ブログを使って集客できない理由は大きく分けると3つです。

  1. 無料ブログの出口は無料ブログの他の記事
  2. ページビューの実績は無料ブログにカウントされる
  3. 自社のアピールをするブログに競合の広告が出る

 

無料ブログの出口は無料ブログの他の記事

無料ブログで集客ができない理由の一つは、無料ブログをご覧いただいたお客様が

次のコンテンツを見るなら、無料ブログおすすめの記事やコンテンツに行きやすい

作りになっているということです。

 

ameba01

 

例えばAmebaブログであれば、有名なタレントさんの運営しているブログが出てきます。

そうすると、御社のブログにわざわざ来てもらったお客さんが、目移りしてそちらに

出て行ってしまいます。

 

きっかけは御社のブログを見るところから始まったのに、その後、そのお客さんは

タレントさんのブログを見に行ってしまう・・・そのタレントさんよりも面白い、興味のある

ブログを書ける人はなかなかいないでしょうから、一度、他のブログを見に行った

お客様が御社の無料ブログに戻ってくることはないでしょう。

 

ページビューの実績は無料ブログにカウントされる

そして集客できない理由の2つ目。ページビューの実績が無料ブログにカウントされる

ということです。これは地味に聞いてきます。

Web担当者にとって、自社のホームページへのセッション数やページビュー数というのは

とても気になる数字のはず。

 

その気になる数字は自社のドメインにあるコンテンツにアクセスして上がってくるものです。

例えば無料ブログを利用している場合。

 

【無料ブログを利用している場合】

1.お客様が企業のトップページにランディング

  自社サイト:セッション1、ユーザー1、ページビュー1

2.ブログのバナーをクリック(無料ブログ)へ飛び、ブログを2ページ見る

  自社サイト:セッション1、ユーザー1、ページビュー1

 

合計 セッション1、ユーザー1、ページビュー1

 

 

【自社サイト内にブログがある場合】

1.お客様が企業のトップページにランディング

  自社サイト:セッション1、ユーザー1、ページビュー1

2.ブログのバナーをクリック、ブログを2ページ見る

  自社サイト:セッション1、ユーザー1、ページビュー3

 

合計 セッション1、ユーザー1、ページビュー3

 

上記はひとりのお客様の場合です。これと同じ条件のお客様が100名来訪すると

ページビューは200ページも差が付きます。このページを見てもらっている200ページ

ビューの実績が無料ブログを利用しているとすべて無料ブログの実績となるわけです。

 

これは個人でブログをやっているだけならまだしも、企業としてはもったいないことです。

 

自社のアピールをするブログに競合の広告が出る

そして3つ目の理由。これもかなり致命的です。

 

自社のブログを見に来たお客様に競合他社の広告を見ていただく

 

文章で書くと不思議な感じですが、実際にこのようなことは起きています。

例えば下記の写真。ある工務店様のYahooブログですが、右側に住宅のバナー広告が

出ています。

 

yahoo01

 

これをもし気になってクリックして、さらにはその家を気に入って購入なんてことになったら

この工務店様のブログは競合店へのナイスアシスト!となってしまいます。せっかく、

自社のお客様を作ろうと書いているブログなのに競合他社へお客様を渡してしまうとは

あってはならないことです。

 

でも、このことは無料ブログで自社のブログを運営している企業では起こっている現実です。

これでは集客できるわけないですよね。

 

それでも無料ブログを選ぶ理由

ここまで説明しても無料ブログを使用するという選択肢はあまりないです。

それでも自社のホームページにブログサービスをすぐに追加できないとか、

手軽に情報配信・更新できるページが欲しいとか、何らかの理由により無料ブログを

利用することが必要な場合は、有料プランを選択するというのも一つの選択肢として

検討してください。

 

無料ブログの中には有料サービスに申し込むことで、機能が増え、さらには無料広告の

表示を外すことができるなどの内容が含まれている場合があります。

 

それでも企業であれば、せっかくブログを更新するのですから

自社のサイト内にブログを設置し、集客を図ることをおすすめします。

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検索連動型広告のキーワードについて考える

ppc20150921

こんにちは。福嶋です。

本日のお題は検索連動型広告のキーワードについてです。

 

すでにPPC広告を運用している方にとってはおなじみの検索連動型広告。

最近、ますます利用している法人が増えてまいりました。ただ、その中で

よく耳にするのが広告を出稿しても思ったような成果が出ないということ。

 

考えられる原因はいろいろありますが、その中の一つがキーワードの選定です。

 

皆さんはキーワードをどのぐらい登録していますか?

キーワードの登録については諸説ありますが、なんといっても予算に応じて

ということになると私は運用していて感じます。

 

予算が低いのにキーワードが多いと、コンバージョンに至りやすいキーワードに

対して十分なクリックが集まらず成果が出ていない場合があります。

 

工務店でいえば、施工のこだわりや価格帯というのは決まってくるもの。それ

でも広く集客しようと思えば、自社のこだわり以外の部分でもキーワードを

登録し広告を出稿していることもあります。この方法を行うとアクセスは広くから

集めますので増えますが、コンバージョン率でいうと低下します。

 

アクセス数を増やすことを目的とした広告の場合はよいのですが、そうで

無い場合は広く間口を広げることでターゲットの絞り込みができておらず、

コンバージョンに至らない、結果が伴わないとなるわけです。

 

さらにエリアについても同様です。いくら自社が県内全域で施工できると

しても、本当に施工したいエリアというのが絞られているのであれば、

敢えて出稿するキーワードを絞り込みお客様を取りたいエリアで施工を

考えている方に絞るのも大切です。

 

取りたいエリアのお客様から資料請求が来ない!とか、お問い合わせが

こない!などといった場合には、敢えてエリア関連のキーワードを絞り本当に

ほしいエリアだけに広告を集中して成果を出す。検索連動型広告のキーワード

は自社とは何者かを定義すると言ってもよいかもしれません。

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