入力フォームについて その3

20141007

EFO【エントリーフォームの最適化】の話 その3

まだ12項目も残っているので(^_^;)、しっかりやっていきたいと思います。

極力やってあげましょう

個人的にも記憶にあるのが、入力して確認ボタンを押した際のエラーで
「○○は全角(半角)入力でお願いいたします」
というもの。

郵便番号や電話番号は半角のクセが付いているので大丈夫ですが
住所の番地などでひっかかったりします。

入力してもらうユーザーの利便性を考えれば、一番良いのは
指定なしで受け付けられることではないでしょうか。

システムに依存する部分もあるので、無理な場合は自動的に入力文字種の
指定をして対応する方法もあります。

サイトによっては、全角入力を自動的に半角に変換してくれるところもあります。

少しでも入力ストレスを減らしていきましょう

引き止める方法

「まだ終わってませんが大丈夫ですか?」

強引に引き止めるというよりは、親切心で確認してあげるようなニュアンスが
棘がなくて良いと思います。

どうにかして逃さない、買ってくれ買ってくれ!的な部分が強いと入力しようとしていた
気持ちも消滅してしまう可能性があります。

中には間違えて「BackSpaceキー」を押してしまい、ページが戻ってしまうこともあります。
戻ってしまうと…入力する気力も失せますよね。

そんな時に「大丈夫ですか?」と優しく確認してあげる…感じです。

教えてあげる優しさ

これも親切な対応です。

すべて入力した後に確認(送信)ボタンをえいっと押すと
「入力内容に誤りがあります。~云々」
と表示される。

「あ~~~(T_T)」
となりますよね。

それが入力時に教えてくれるとどうでしょうか。
個人的に便利なのはパスワードやID入力です。
「そのIDはすでに使用されています」
と後で注意されるのと先に注意されるのとでは
気分的に違うものです。

すぐに教えてあげる優しさが入力を促すポイントです。

背中を押してあげる

フォームに集中してもらうということで、極力不要なリンクは省く
前回「入力フォームについて その2」にありましたが、入力に対するひと押しは大事です。

「よし、問い合わせしよう!」
というユーザーは特に問題なく入力完了して
コンバージョンしてくれることでしょう。

問題はこちら。
「問い合わせてみようかな~」
ぐらいの気持ちのユーザーです。

入力する目的もありますが、その入力をすることによって
得られるメリットを明記しておくことは大事です。

また、安心感や不安を取り除くようなアピールも必要です。
※電話番号も併記して電話対応も出来ることなど。

住宅会社で言えば、アンケート記入後のしつこい(お客様からみて)営業は
嫌われる要因の1つでもありますので「入力いただいたことで営業は一切いたしません」
などと明記しておけば良いでしょう。
※もちろんその問い合わせなどで営業してはいけません。

今回は見た目というよりは気持ちを重視した内容でした。

次回は残りの8項目を一気に説明したいと思います。

—-入力フォーム関連—-
入力フォームについて
入力フォームについて その2
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入力フォームについて その2

20140912

EFO【エントリーフォームの最適化】の話 その2

さて、前回の終わりにこのように書きました。

“入力フォームの最適化は、それらに比べ「早く」「確実に」結果につなげることが可能な施策です。”

では、どのようにすれば問い合わせのコンバージョン率(CVR)を上げることが出来るのでしょうか。

基本的な入力フォームはこのようなものだと思われます。

form_1

入力項目に漏れがなく、入力内容が間違いなく送られるようであれば、一応フォームは完成です。

では、“最適化”に向けていきましょう。

●フォームに集中してもらいましょう

せっかくお問い合わせフォームまで来てくれたのに浮気させてはいけません。
フォームの周りやヘッダー、フッターの不要なリンクが離脱の原因になってしまいます。
サイト運営者としてはいろいろとメニューを用意して、ここぞとばかりにリンクを
貼っていたりするのですが…

コンバージョンであるお問い合わせフォームに訪れたユーザーに対しては逆効果。

コンビニのレジ前で、おでんを売らないといけない期間なのに
おでんを見ているお客様に「からあげいかがですか」と声をかけるようなものです。

●項目そんなに必要ですか?

どれだけ記入してもらう項目を設定していますか?
会社としては相手のことを知るため、セグメントするためなど
いろいろな情報を項目増やして手に入れたいところ…
ですが、逆の立場になった時どう感じるでしょうか。

考え方としてEFOは項目を減らす方向です。
本当に必要なものか検討してみることが必要になります。

●行動は最小限で

基本的なことですが、見た目や行動中に「面倒くさい」と思われたら
離脱率がアップしてしまいます。

例えば
郵便番号入力欄「-」で区切って2つある
電話番号入力欄「-」で区切って3つある

これらを1つにすれば、それだけでカーソル移動が3回減ります。
他にも住所やメールアドレスなども分割されていますね。

さて今回はここまでですが、
見た目はこのように変わりました。
                       <Before> 
form_1
                       <After>                         
form_2

次回もまだまだ続きます(残り12項目)
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入力フォームについて

20140804

今回から目的(ゴール)に直接関係あるお話です。

LPO( Landing Page Optimization)-ランディングページ最適化-
と似た横文字でEFOというものがあります。

さてEFOとはなんでしょうか?

EFOとはEntry Form Optimizationの略になりまして、
エントリーフォームの最適化】という意味です。

「たかが入力フォームに最適化もなにもないだろう」
と思った方は要注意。
結構、いや、かなり重要な要素であり、コンバージョンに直接響く項目だったりするのです。

例えば、
ネットショップで言えば、注文の際に記入していただくカート。
それ以外だと、お申込み用のフォームであったり、
問い合わせ用のフォーム、資料請求の応募フォームなどがあります。

ユーザーが入力している途中に何かしらの理由で離脱したり、
そもそも入力が面倒だと思わせるフォームだったとしたら…機会損失だと思いませんか?

魅力的な商品であったり、サイトのコンテンツでせっかくアクションを起こしてくれたのに、
それを妨げていたのがフォームだったなんてモッタイナイですよね。

海外サイトでは入力フォームの改善で「億単位」の売上増加につながったり
国内でもCVRが大幅に改善された例がネットで紹介されています。

質の高いコンテンツの量を増やしたり、LP作成してPPCをまわして…
とすることは、簡単な作業ではありませんよね。

入力フォームの最適化は、それらに比べ「早く」「確実に」結果につなげることが可能な施策です。

業種により違いがあるでしょうが、基本的な考えを基に考えてみませんか?

次回より数回に分けて説明をしていきたいと思います。
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