今回はKPIについて住宅会社としてどのように考えるか、です。
まず、住宅会社のwebサイトでの目的は集客だと思います。
(通販サイトだと販売がメインだからわかりやすいですね)
住宅会社のWeb集客というものは、「問い合わせ」や「間取り集申し込み」、
「イベントへの申し込み」「イベントへの誘導」などが代表的なものでしょうか。
そこからどれだけ契約に至っているか、おおまかな数値が出てくるでしょう。
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1000人のサイト訪問者(UU)から10人がイベントに申し込み、1人が契約。
という住宅会社を仮定します。
ここで10人来場してくれたら1人は契約になるので、契約率は10%です。
1000人サイトに訪問したら10人が申し込んでくれたのでCVRは1%です。
会社としては当然ながら、契約数を増やすことが目的です。
では目的に向かってwebサイトの施策を考えてみます、
ここでKPIを2つ考えてみます。
1. CVR 2倍
2. UU 2倍
CVRが2倍の2%になった場合、1000人の訪問なので申し込みは20人。
UUが2倍の2000人になった場合、CVRは1%なので申し込みは20人。
どちらも見込みの申し込み人数は同じ20人です。
しかし、その施策はまったく違うということがお分かりいただけますか?
単純に言うと、
CVRを上げるためにはサイト内の導線誘導やコンテンツの見直しという内部的な施策になってきます。
逆にUUを上げるためには外部からサイトへ誘導しなければならないので、広告やSEOの施策が中心となります。
実際の小売店で例えると、
1.店内の売場をお客様が購入しやすいように変更、売りたい商品を目立つところに配置する。
か
2.店の看板を大きくしたり、お店に来てもらうために道行く人へ大きな声で呼び込みをする。
という違いになりますか。
なので、PDCAは変わってきます。
ゴールが同じでも辿るルートが違いますからね。
その指標となる「KPI」は必要不可欠なのです。
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