SEOのアウトソーシングは不要か!?【前編】 ホームページ運営を考える

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 最近、「工務店さま自身でSEOをやっていける」、「アウトソーシングは必要ない」、などの話を耳にする。

 

 

確かにそのアウトソーシングがSEO会社であればそれなりの予算になっているだろうし、
インハウス(社内)でおこなうことにより、コスト削減や他の選択肢に利用できるというメリットがあるとも言える。

 

実際のところ、SEOのアウトソーシングは本当に不要なのだろうか。

 

 

一昔前のSEOは、被リンク数がおもな対策となっており、多くのSEO会社がリンク販売をメインにしていた。
リンク本数に応じて予算が上がり、実際に検索結果では効果が出ていた、と当時の被リンク購入者から直接お話を聞いたこともある。

これはインハウスで対応することは不可能だったと思われる。

 

それ以外にも対策は存在したものの、専門的な知識が必要となるため

一部の先駆者を除き、インハウス(社内)でおこなうことは、これも難しかったであろう。

 

 

それまでのSEOから大きく流れが変わった2012年。
Googleのペンギンアップデートによるスパム行為の撲滅が始まると、

大量に意味のないリンクに対してスパム判定が行われるようになった。

 

これまでリンクによって1位だったホームページの順位が大幅に下がったり、検索結果にまったく表示されなくなった件を耳にした。

 

続いてのパンダアップデートでコンテンツの品質が問われるようになるとユーザーの役に立つコンテンツを制作することで評価が上がるように変更される。

 

意味のないリンクが大量にあったり、キーワードばかりを詰め込んだような

SEO上位表示目的のホームページなどがこれで淘汰されていった。

スパム行為をせずに高品質なコンテンツを提供することが、SEOで正当な評価をされて

検索結果が上がる時代になった。

だから、SEO会社や専門的な技術に頼らずにインハウスでやっていける。

「アウトソーシングは必要ない」という意見は、そういう理由によるものが大きい

と思われる。

 

しかし、ちょっと待ってもらいたい。
Googleがスパムを排除し、コンテンツ重視で評価するようになったからといって、はたして

それが「アウトソーシングが不要」と断言してもいいのだろうか。

 

何か重要な事を忘れてないだろうか。

後編では、その断言できない理由について書いていく。

 

6月13日後編に続く

 

工務店ホームページ  SEOのアウトソーシングは不要か!?【後編】

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