ライバルが多くなってきた今だからこそ広告文を考える

bsPAK_genkanharuyo15180202

 

リスティング広告を運用する中で、まず一番最初に検討されるのは検索連動型広告です。

検索連動型広告を運用する企業は増えているのは間違いありません。キーワードによっては

単価もかなり上がってきています。

 

よくお宝キーワードを見つけることができれば・・・と思ったりしますが、そこは訓練が必要な

ことですし、ユーザーがどのようなキーワードで検索をするかは時々で変わっていきます。

 

今回はそのキーワードについて関連深い「広告文」についてです。

 

自社の検索連動型広告がちゃんと表示されるか、そのキーワードを使って検索した経験は

誰にでもあることではないでしょうか。ライバルがどのような広告文を使っているのか。

そのことをリサーチすることは重要です。

 

そしてライバルが多くなってきたことによってキーワード単価が上がってきた中で、「広告文」

を変えることでできる事があります。無駄なクリックを減らす、必要なお客様をサイトに

誘導することが「広告文」でできるんです。

 

今の広告文はクリックしたくなるか

bsC789_keitaiminagaramemo

広告文を作るのにその文章を見て、ユーザーがクリックしたくなることは最低限必要です。

ライバルの広告文と比べた際に、自社が出稿している広告の魅力が弱すぎると、

インプレッションが増えてもクリックに至りません。

 

ですから、検索連動型広告の導入初期は、サイトに誘導させるために広告をクリックして

もらうことを重視がちです。ただ、たくさんクリックされて誘導しても、コンバージョンが増え

なければ無駄な広告費用となるだけです。

 

そうなるとやはり広告文はクリックしてほしくない人にはクリックされず、クリックしてほしい

人がクリックしたくなるものが理想ですよね。

 

例えば

「おいしい コーヒー」を飲めるお店を探しているユーザー

広告を出稿するのはお店ですが珈琲にこだわりがあって、「豆」のまま通販をする

ことを基本としているお店

というシチュエーションだとします。

 

「おいしい コーヒー」

で検索をした結果、キーワードがマッチして広告文が表示されたとき、このユーザーに

このような広告が表示されたらどうでしょうか?

(本来は文字数を考えて作りますがわかりやすくするために文字数は敢えて無視)

 

おいしいコーヒーのあるお店

珈琲のおいしさを追及して

豆にこだわったコーヒー店。品数多数

 

もしかしたら、コーヒーを提供してもらえるカフェだと思ってクリックされてしまうかも

しれませんね。その人が通販でコーヒーを買うかというと可能性はゼロではないですが、

もともと店で飲みたかった人なのでランディングページを見て、すぐに離脱するでしょう。

 

ですからこのキーワードの場合、買ってほしい人のことを想定しながら、買わない人も

考えて広告文に反映させることができるのが、よい広告となります。

 

おいしいコーヒーをお探しの方

コーヒー豆の通販専門店、送料無料

鮮度の高いコーヒーを多数品揃え

 

これなら喫茶店やカフェでおいしいコーヒーを飲もうとしている人はクリックしないのに

対し、おいしいコーヒーを通販で探している人にはクリックしてもらえますよね。

 

この広告によってコンバージョン率やCPAも変わります。ただ単にクリックされればよい

のではなく、必要な人だけにクリックされる。そういうことを広告文でできるというお話

でした。

┏━┓…────────────────────────────────────
┃◇ 住宅会社・工務店・リフォーム会社専門のWEB 集客コンサル / 株式会社チタン
┗━━…────────────────────────────────────


広告文の考え方

koukokubun01

 

こんにちは。福嶋です。

今回は広告文の考え方についてです。

 

リスティング広告を運用していく上で、ランディングするページの品質が

大切だということは今までも何回か述べてきました。

 

リスティング広告を運用する方が、そのままホームページの担当である

場合もありますが、今回はリスティング広告担当者として考えるべきこと

をまとめます。

 

Google AdWordsの検索ネットワークに出稿する広告、Yahoo!プロモーション

広告はいずれも広告文を作成します。その広告文で作成で陥りがちなこと。

 

・ライバルの広告を出し抜こうと選ばれる広告文をつくろうとすること

・品質スコアに拘りすぎて必要のないクリックを誘発させること

 

選ばれる広告よりも候補から漏れない広告

検索エンジンで調べたいこと、疑問、質問を入力したユーザーが

出てきた広告に対して無意識で行うこと。それは「これだ!」という候補を

見つけることではなく「これではないな」と除外すること。

 

つまり、「選ばれよう」とすることを意識するよりも「候補から漏れない」という

ことを意識して、広告文を作ることが大切になります。一つの広告や

自然検索の結果をクリックして終わることはほとんどありません。

 

複数個の候補を決めクリックして中を見て判断する。これが一般的な

ユーザーの行動です。広告文はそのキーワードで検索してきたユーザー

の候補から漏れないような広告文をライバルと比較する場合でも考え

て作ります。

 

品質スコアに固執しない

検索連動型広告の運用を始めたばかりで陥りがちなこと。

それは品質スコアが低いということで広告文を変えて品質スコアを

あげようとすることです。

 

品質スコアを上げることはメリットがたくさんあります。ただし、広告文で

誘導したいターゲットを絞り込む必要がある場合、品質スコアは低く

なることはよくあることです。

 

広告文を変え、キーワードやランディングページと広告文の親和性が高く

なったと評価され品質スコアが上がる。それでもその広告文を見た

本来は見てもらう必要のないユーザーまで呼び込む内容になって

しまった場合、品質スコアに固執したことで無駄な広告費を発生させる

ことを招きます。

 

いかがでしたか。

上記の2点を意識して作るだけでまた違った広告文になると思います。

┏━┓…────────────────────────────────────
┃◇ 住宅会社・工務店・リフォーム会社専門のWEB 集客コンサル / 株式会社チタン
┗━━…────────────────────────────────────