ライバルが多くなってきた今だからこそ広告文を考える

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リスティング広告を運用する中で、まず一番最初に検討されるのは検索連動型広告です。

検索連動型広告を運用する企業は増えているのは間違いありません。キーワードによっては

単価もかなり上がってきています。

 

よくお宝キーワードを見つけることができれば・・・と思ったりしますが、そこは訓練が必要な

ことですし、ユーザーがどのようなキーワードで検索をするかは時々で変わっていきます。

 

今回はそのキーワードについて関連深い「広告文」についてです。

 

自社の検索連動型広告がちゃんと表示されるか、そのキーワードを使って検索した経験は

誰にでもあることではないでしょうか。ライバルがどのような広告文を使っているのか。

そのことをリサーチすることは重要です。

 

そしてライバルが多くなってきたことによってキーワード単価が上がってきた中で、「広告文」

を変えることでできる事があります。無駄なクリックを減らす、必要なお客様をサイトに

誘導することが「広告文」でできるんです。

 

今の広告文はクリックしたくなるか

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広告文を作るのにその文章を見て、ユーザーがクリックしたくなることは最低限必要です。

ライバルの広告文と比べた際に、自社が出稿している広告の魅力が弱すぎると、

インプレッションが増えてもクリックに至りません。

 

ですから、検索連動型広告の導入初期は、サイトに誘導させるために広告をクリックして

もらうことを重視がちです。ただ、たくさんクリックされて誘導しても、コンバージョンが増え

なければ無駄な広告費用となるだけです。

 

そうなるとやはり広告文はクリックしてほしくない人にはクリックされず、クリックしてほしい

人がクリックしたくなるものが理想ですよね。

 

例えば

「おいしい コーヒー」を飲めるお店を探しているユーザー

広告を出稿するのはお店ですが珈琲にこだわりがあって、「豆」のまま通販をする

ことを基本としているお店

というシチュエーションだとします。

 

「おいしい コーヒー」

で検索をした結果、キーワードがマッチして広告文が表示されたとき、このユーザーに

このような広告が表示されたらどうでしょうか?

(本来は文字数を考えて作りますがわかりやすくするために文字数は敢えて無視)

 

おいしいコーヒーのあるお店

珈琲のおいしさを追及して

豆にこだわったコーヒー店。品数多数

 

もしかしたら、コーヒーを提供してもらえるカフェだと思ってクリックされてしまうかも

しれませんね。その人が通販でコーヒーを買うかというと可能性はゼロではないですが、

もともと店で飲みたかった人なのでランディングページを見て、すぐに離脱するでしょう。

 

ですからこのキーワードの場合、買ってほしい人のことを想定しながら、買わない人も

考えて広告文に反映させることができるのが、よい広告となります。

 

おいしいコーヒーをお探しの方

コーヒー豆の通販専門店、送料無料

鮮度の高いコーヒーを多数品揃え

 

これなら喫茶店やカフェでおいしいコーヒーを飲もうとしている人はクリックしないのに

対し、おいしいコーヒーを通販で探している人にはクリックしてもらえますよね。

 

この広告によってコンバージョン率やCPAも変わります。ただ単にクリックされればよい

のではなく、必要な人だけにクリックされる。そういうことを広告文でできるというお話

でした。

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SEOで検索順位が上がったらPPC広告は不要になるか?

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こんにちは。福嶋です。東京は7月末にやっと梅雨明けしました。これからは台風の季節がくるまでまだまだ暑い日が続きますね。

ところで、お客様とSEOの話しをしていると「SEOで検索順位が上がってきたら、PPC広告は止めるつもり」ということを言われることがあります。これ、恐らく多く方が考える事ではないでしょうか。

そんなとき、私は質問します。「SEOで拾えるキーワードは何かごぞんじですか?」と。そうすると中にはSEOで色々なキーワードにて検索順位を上げられると考えている方もいるんですね。

 

確かにSEOで自社の狙っているキーワードの順位を上げることは集客のコストを下げることにつながるかもしれません。ただ、SEOはたくさんのキーワードをカバーできません。検索順位を上げたいキーワードを10や20というように、思うような数で結果を出すのは不可能に近い。

 

どのキーワードをSEOで強くして、それ以外のキーワードはどうするのか?それ以外のキーワードで検索しているお客様も拾っていくのであれば、PPCの運用は続ける必要があります。金額はSEOで強くなったキーワードを除くことで抑えることは出来ますが、他のキーワードでの広告出稿は続ける。そのことでより安定した成果になる。

 

そういうことです。

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検索連動型広告はキーワード勝負になる

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こんにちは。福嶋です。本日も検索連動型広告のお話。私がPPC広告の運用に携わるようになって1年半。始めた当初と比べて感じること。それはキーワードの価格が上がってきているということ。

ただ、このキーワード。何の価格が上がってきているかというとビッグキーワード、ミドルキーワードです。

 

まだまだ、考えて見るとお客様が使用するキーワードは沢山あります。

 

例えば新築住宅で考えた場合

地域名+新築

というのが一番簡単に思いつく内容の1つです。ただ、このふわっとしたニーズのお客様を御社のランディングページ(HP)に誘導してコンバージョンさせるのは難しいというのはおわかりだと思います。そんなとき御社の建てる住宅の特徴は何かを考えて見ましょう。

 

たとえば先日見ていた雑誌で最近は「カフェ風」の家が人気だと出ていました。もし、御社の建てている家の中で「カフェ風」にあたる施工事例もあればこのキーワードは有効です。また、「オープンキッチン」と書くのか「対面キッチン」と入力するのかはお客様によって違います。

吹き抜け、ロフト、スキップフロア、屋上庭園、ガレージ、ガルバリウム、スタディースペース、リビング階段などなど今後はキーワードを使って広く集客するよりもターゲットを絞ってそのキーワードのお客様を捕まえる。そんなキーワード選定が必要ですね。

自社の広告出稿にどんなキーワードを使ってますか?それは自社の特徴をとらえていますか?

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Googleの検索時に表示される広告が変わりました

こんにちは。福嶋です。

先日、海外のサイトからGoogleの検索連動型広告の表示が変わるかもしれないニュースをお知らせしたばかりですが、なんとすでに表示方法が変更になりました。早いです。

こちらが先日までの検索連動型広告の表示位置。それにたいして下の写真が今の検索結果の写真です。

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こちらが上位表示。

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そしてこちらが下位表示。

一目瞭然ですよね。3位か4位までが上位表示され、残りは検索結果の下に。このことによってもたらされる変化は下記が予想されます。

1.検索連動型広告の上位表示をさせるための価格が上がる

2.キーワード、広告文、入札単価などより細かいターゲティングが必要となる

3.PPC広告をアウトソーシングし成果を求める流れの加速

今後はYahoo!プロモーション広告がこのグーグルの動きを追随するのかも注目するべきトピックです。どちらにしてもスマホと同じようなレイアウトの広告画面を用意されたことは「モバイルファースト」という言葉通りの結果といえましょう。

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Googleの検索連動型広告、PCでの右枠がなくなる模様

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こんにちは。福嶋です。

GoogleAdWordsについてリスティング広告を出稿している関係者にとっては大きな話題が飛び込んできました。検索連動型広告についてです。

海外のサイトでこんな記事を見かけました。

SeachEngineLand

その内容とは現在、パソコンで検索した際に広告表示される右枠がなくなるということです。上の写真の右側がそれに当たります。おそらくモバイルと同様に上位3位ぐらいまでが自然検索結果の上に、残りは下に表示されるという方法になると推測されます。

そうなると上位3位までと4位以下の広告クリック率は変わってくる。検索広告のクリック単価は3位までを目指す企業が増え、入札単価上がることが考えられます。

ますますモバイルファーストというのは加速していく。その表れともいえるでしょう。Yahooについては変更の話はありませんので、今のところ右枠も出ますが、今後、Googleの結果から仕様変更が告知されるかもしれません。ますます目が離せないですね。

モバイルファーストとともに検索広告以外のメディアミックスも検討しましょう。

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広告文の考え方

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こんにちは。福嶋です。

今回は広告文の考え方についてです。

 

リスティング広告を運用していく上で、ランディングするページの品質が

大切だということは今までも何回か述べてきました。

 

リスティング広告を運用する方が、そのままホームページの担当である

場合もありますが、今回はリスティング広告担当者として考えるべきこと

をまとめます。

 

Google AdWordsの検索ネットワークに出稿する広告、Yahoo!プロモーション

広告はいずれも広告文を作成します。その広告文で作成で陥りがちなこと。

 

・ライバルの広告を出し抜こうと選ばれる広告文をつくろうとすること

・品質スコアに拘りすぎて必要のないクリックを誘発させること

 

選ばれる広告よりも候補から漏れない広告

検索エンジンで調べたいこと、疑問、質問を入力したユーザーが

出てきた広告に対して無意識で行うこと。それは「これだ!」という候補を

見つけることではなく「これではないな」と除外すること。

 

つまり、「選ばれよう」とすることを意識するよりも「候補から漏れない」という

ことを意識して、広告文を作ることが大切になります。一つの広告や

自然検索の結果をクリックして終わることはほとんどありません。

 

複数個の候補を決めクリックして中を見て判断する。これが一般的な

ユーザーの行動です。広告文はそのキーワードで検索してきたユーザー

の候補から漏れないような広告文をライバルと比較する場合でも考え

て作ります。

 

品質スコアに固執しない

検索連動型広告の運用を始めたばかりで陥りがちなこと。

それは品質スコアが低いということで広告文を変えて品質スコアを

あげようとすることです。

 

品質スコアを上げることはメリットがたくさんあります。ただし、広告文で

誘導したいターゲットを絞り込む必要がある場合、品質スコアは低く

なることはよくあることです。

 

広告文を変え、キーワードやランディングページと広告文の親和性が高く

なったと評価され品質スコアが上がる。それでもその広告文を見た

本来は見てもらう必要のないユーザーまで呼び込む内容になって

しまった場合、品質スコアに固執したことで無駄な広告費を発生させる

ことを招きます。

 

いかがでしたか。

上記の2点を意識して作るだけでまた違った広告文になると思います。

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