これからはスマホ対策だけしていれば良い時代になるのか?

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WEBディレクターの秦です。

最近、スマホを持つ人が増えて、お客様のWEBサイトへの訪問数が、パソコンよりもスマートフォンのほうが多いケースも増えてきました。

一年前なら、まだ逆のケースが多かったのですが、急ピッチでスマートフォン検索でサイトに訪問してくる人が増えています。

スマホファースト、モバイルファーストという言葉も1~2年前くらいからよく聞くようになりました。

モバイルファーストとは、

モバイルファーストとは、Webサイトやソフトウェアの開発・運営方針の一つで、スマートフォンなどの携帯端末向けの版をパソコン向けなどより先に、あるいは同時に公開すること。また、サイトやソフトの機能や表示、操作方法を設計する際に、携帯端末での使いやすさを常に優先すること。

It用語辞典より

というふうに、モバイル(スマートフォンも含む)で訪れた人に対し見やすく、最適な設計を施す事を指します。

最近では、一部サイトではスマートフォンからの利用時間がPCを上回るというような事が起こっており、業種にもよりますが、スマホサイトさえあれば良いのでは?という風潮さえあります。

「大手ECサイト」や「ファッションサイト」はスマートフォンからの利用時間がPCを上回る~ ニールセン、「Eコマース」の利用状況を発表 ~

ニールセンWEBより

しかし、住宅業界において、スマホの時代だから、パソコン用のサイトは必要ないか?また必要なくなるのか?というと、決してそのようなことはありません。

どんなにスマホの時代になったとしても、高額商品や高額サービスに関しては、パソコンでの見せ方が大事です。まさに「家」に関しては、最初の訪問はスマホだとしても、パソコンで確認して問い合わせや資料請求をする人も多いからです。

スマホで家族や友人とコミュニケーションをとり、パソコンでは情報収集や買い物をする~ ニールセン、消費者のマルチスクリーン利用状況を発表~

ニールセンWEBより

2025年にはかなりの人数が50歳以上になっており、見やすさを考えると、多くの人がスマホではなくパソコンやテレビのような大画面に推移していく事も考えられます。

※2060年には人口は8674万人にまで減少するが、一方で65歳以上は全人口の約40%となる。

そう考えると、WEBはスマホだけでなくあらゆるモバイルやパソコンにも対応し最適に見せる施策が必要になってきます。

チタンでは、スマホでも、パソコンでもWEBサイトを最適に見せるサービスを取り揃えておりますので、いつでもお声がけください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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Googleの検索時に表示される広告が変わりました

こんにちは。福嶋です。

先日、海外のサイトからGoogleの検索連動型広告の表示が変わるかもしれないニュースをお知らせしたばかりですが、なんとすでに表示方法が変更になりました。早いです。

こちらが先日までの検索連動型広告の表示位置。それにたいして下の写真が今の検索結果の写真です。

kensakuue

こちらが上位表示。

kensakushita

そしてこちらが下位表示。

一目瞭然ですよね。3位か4位までが上位表示され、残りは検索結果の下に。このことによってもたらされる変化は下記が予想されます。

1.検索連動型広告の上位表示をさせるための価格が上がる

2.キーワード、広告文、入札単価などより細かいターゲティングが必要となる

3.PPC広告をアウトソーシングし成果を求める流れの加速

今後はYahoo!プロモーション広告がこのグーグルの動きを追随するのかも注目するべきトピックです。どちらにしてもスマホと同じようなレイアウトの広告画面を用意されたことは「モバイルファースト」という言葉通りの結果といえましょう。

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スマートフォンサイト対策

スマートフォン対策

Googleが2015年4月21日から実施したモバイル フレンドリー アップデートから
一気にスマホ対応ページ作成の関心が高まったような気がします。
※実際はそれ以前にスマホ(モバイル)からのアクセスが増加していることで
対策は考えていたと思いますが。

実際、それ以降にスマホページ制作に関わる事になったのですが、
結構苦労していることがあります。

基本的なことで申し訳ないのですが、PC(パソコン)とスマホ(モバイル)は
同じようにネットが出来るとはいえ、その違いにより制約もあります。

使われ方の違いもあり、その違いを理解していないと
「PCサイトと同じコンテンツ数にしてください」
と言われるとついつい詰め込んでしまうことになるかもしれません。

今回はスマホ対応の初級ということで、そもそもPCとスマホは何が違うのかについて
お伝えしていきたいと思います。

1:画面サイズが違う

「言われなくてもわかるよ」
確かにその通りです。
どんなにスマホが大きくなっていったとしても、PCのモニターサイズに比べれば
その表示される情報量がまったく違います。
PCサイトでコンテンツが多い場合、すべてスマホにすると煩雑で見にくくなるし
長いページになってしまうことでしょう。

またパソコンのようにマウスでカーソルを操作することもないので、指でタップするように
サイズを大きくしてわかりやすいようにシンプルにする必要があります。

2:表示速度が違う

PCサイトではネット接続環境も一昔前に比べ良くなり、表示速度に特に気をつかわなくても
そこまでストレスを感じさせることはなくなりました。

しかしスマホの通信回線がよくなったとはいえ、処理速度の違いや使用する環境により
サイトを表示するまで時間がかかってしまうケースがあります。
手軽に使用するスマホにとってこの表示速度はかなりのストレスを与えてしまい、
コンバージョンに大きく影響する要素の1つです。

表示速度を考えて作成する必要があります。

3:使用する環境が違う

例えばリフォーム店のページを見ている場合、PCで見ている時には主にネット上で何社か比べたり、
信用できる会社かどうか調べている…と考えられます。
スマホで情報を見ている場合よりも、コンバージョンに繋がる行動が比較的多いようです。
対して、スマホでそのリフォーム店の情報にアクセスする場合は、お店に実際に行くために
地図ページを見るという行動が予想されます。
またはたまたま見かけた看板で検索したのかもしれません。

上記のリフォーム店でリフォームする場合、スマホ検索で見つけたサイトを後からPCで
詳しくみてお問い合わせをする。
そんな流れも考えられます。
ちなみに資料請求など敷居の低いアクションについては、スマホでのコンバージョンが上がってきています。

このたった3つだけの違いでも、PCサイトとスマホサイトを同じにする理由が見つかりません。
まったく別の媒体と考えてもおかしくありません。

それぞれに適した、お客様にとって必要最低限な情報を掲載したうえで
使いやすく見やすい構成を考えなくてはならない、それがスマホ対応の基本になります。

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